昨日 2024-12-22 に行われた PHP Conference Japan 2024 に参加してきました。
PHPユーザーコミュニティ、今年は"カンファレンス"と呼ばれる規模のイベントが本当にたくさんあり。
それぞれ相互に独立したものではありますが、その「締めくくり」だな〜なんて思いながら今回の”元祖” PHP Conference Japan を迎えました。
改めて、規模の大きさや活気がすごいですね!文字通り、一桁違う参加者が集う場。
各地で色々な取り組みや個性を見せて「マジで楽しい〜〜」って体験を浴び続けた2024で、「ほら!セッションにブースだ!!好きなだけ食え!」と言わんばかりの物理パワーを感じました。
スケジュール的に「久しぶりのカンファレンスだ!」ではなかった事で、その差異が際立って体感できたなぁと思います。こういう場の体感がまだキャッシュに残っているような感じw
やはり自分にとって、そして恐らくコミュニティにとっても、PHP Conference Japanは特別な意味を持っている場に違いないですね。
今回は、
- ワークショップ参加
- ワークショップ実施
- ブース対応
で時間が埋まってしまい、セッションの聴講は1つも出来なかったです。LTは漏れ聞こえているのを見てたりしたけど。他社ブースも回れてない*1
これが凄く残念でもあるのですが、身体が足りなすぎるのは解決できない・・・
とはいえ、「じゃあ不完全燃焼だったんですね」「いや充実度は120%を超えていましたよ」という脳内会話が浮かぶ程度には楽しめました!!!バグですね。LIMIT句を付けないと深刻な影響が発生するので仕方ないか
ワークショップしました
資料とか
こんな事をしました。
fortee.jp
コンテンツとなる資料も公開しています。
これを使えば、きっと「作って動かしてみる」のは1人でも行えるのではないでしょうか。独学利用に耐えうる充実度を制作しました。
zenn.dev
とてもありがたいことに、何名か「参加したかったけど(当日いない|別のセッションを聴きたい)ので難しくて・・」と声を掛けても貰って*2いましたが、「Zennにbook公開しているので、それ見てもらえれば出来ますよ〜」と返答しています。
「じゃあワークショップに参加する意味がなくなっちゃう?」って所には向き合う必要があったので、自分なりに「体験・場として楽しい時間にしたい」で結果を出したいな〜〜って思いながら当日を迎えました。
ワークショップとかファシリテーションとか興味範囲にあるんですよね、数万掛けて遠征して某大学の社会人講座を受ける程度には「うまくやれるようになりたいな」って思っております。
記事とか「ワークショップをやること」とか
「ワークショップって良いよね〜」って気持ちがあって、採択された時に「なるほど!!そっちか!!!」ってました。
やはり原体験としては香川で機会を貰ったXdebug+PhpStormワークショップ、それを踏まえて出した #techramen24confのコンテンツなど、すごくワクワクして可能性を感じた!というのがあります。
自分の好みだけで何も顧みずに言えば、「技術カンファレンス、ワークショップもってあって良いと思うぜ!!」って感じです。香川で見た、同じ卓に向かって普段は関わらない人たちがワイワイと取り組んでいた光景が忘れられないんだろうな。
それに、先日の #phpstudy の後のもうやんカレーで 02さんと直で話して「ワークショップって楽しみだよなぁ」と感じられたり*3。
事前にインターネット上で公開されていた記事でも、ちらほらと「今年のぺちこんはワークショップがあるぞ!」と言及されているのを見かけたり。
※ あと、もう1件どこかで言及していただいたのを見た気がするのですが・・失念してしまった・・・・思い出したら即追記する姿勢でいます
やってみて
やってみてどうだったか?などなど、書き出してみたら「じっくりとふりかえっておきたいな!!」となったので別のエントリーでまとめます。
数少ない枠を割いてもらった事もあるし、自分なりに得られたものを還元したいって側面もあるかも。
参加の感想
本編コンテンツ
今回1番楽しみにしていたのがytakeさんのワークショップで、これが期待通り面白かった・・・・
後述する懇親会での会話も含めて、「技術カンファレンスに来て技術的な刺激をモロの受ける!」ってやっぱり最高の体験だな〜と感じました。今回、カンファレンス参加後に「エネルギーを貰った!なんかやる気が出たぞ!!!」となっている大きな要因の1つは、ココからですね*4。
自分としては、fubabashi.devの懇親会(2次会)→phpcon_okinawaと雑談やセッションを通じてytakeさんの語るアクターモデルについて触れる機会がありました。CodeZineの記事もですね。
それを踏まえて今回のワークショップ、やっぱり手を動かしてみると「おっ!」ってなって面白くて。モノが動くの楽しい。
レベル的にはかなり入門レベルに寄せてくれていたので、ちょうど「もっともっと知りたいな〜」って気持ちにさせられる感じでした。
このあたりのレベル調整、「事前学習が必須です!」とでもしないと難しそうだなぁとも感じたり。多分、本当に面白くなってくるのココからっぽい気がするよなぁ。「この考え方(と実装面での支援FW)によって、こんなにエレガントに表現できる!!」っていう所まで達すると、脳汁ドバドバだろうなーっていう。
廊下話
本当にこの1年で知り合いは増えたよなぁ・・・というのを、年の瀬に改めて感じました。とてもありがたいことです。逆に言えば、もっと繋がりを増やすことも出来るんだろうなぁ。
今回は特に知っている人の間で引きこもってしまっていたかも知れぬ。
(言い訳をすると、タイムテーブル的な都合で昼食を取るタイミングがなく、懇親会で食事の優先度が高かった->あまりテーブルを離れなかったっていうのはあるなぁ・・・。午前ワークショップ参加、昼過ぎ自分のワークショップ、その後にブース入って、だったので)
・・・そんな話はありつつ、
- たつきちさんと「リアルでは初めまして」できた
- めちゃくちゃ印象通りすぎたw あとphpconfukでの発表(資料)を褒めてもらって嬉しかったな〜
- 名古屋前にお話できたのは良かったな〜
- nrsさんに認知してもらっていたらしく、話しかけてもらえてビックリした!
- エンカウント数でいうとめちゃくちゃ多そうw
- 既知の人たちでも全く挨拶できなかった/お話できなかった人も多いな〜
- 福岡ファッションビルとかココネリホールに比べると、PiOはいつも「すれ違いやすさ」が薄い印象はある。なんでだろう?会場の大きさとか動線の影響はあるんだろうな
- というか、「すれ違いにくい」っていうのはハードウェア面で言えば「移動しやすい」ってことか。進行方向が混線しにくい・滞留が起きにくい的なことなんだろうな
- まぁ、今回でいうと自分が圧倒的に出歩いてないのです。すれ違いようがない
- 前職の面々(一部)と話せたのは良かった〜どんどんとコミュニティに定着していそうな感じで良いw
- イベントスタッフやってるような人たちだもんな・・そりゃそうか・・
そして印象に残っているのが、懇親会で再度アクターモデルについて話を聞けたこと。
ワークショップ内で「今回はそこまで進めなそうだね」と言及されいてる課題があったので、「アレはどういう感じですか〜難しいですか〜どういう難しさ(面白さ)ですか〜?」なんて話を聴けて。
その時の会話だけでも、かなり「今までと違うな!」を体感できそうな課題になっているなぁと思えました。うわ、そういうことになるのか、凄いな、面白そうワクワクする・・・
とか思ってたら nazonohito51さんが輪に加わって、そこから「今回の課題」よりも膨らんで「何が現在(PHPで)主流のパラダイムと変わるのか」「むしろ本来的に目指している姿だと言える面もあるのではないか*5」って議論になっていって、大変に刺激的で良かったです。
これは絶対に自分で手を動かしてみたいな、って思ったので週末にでもやりたい!
あと、2次会で数年間の「わだかまり(があるモノだと一方的に思われていたっぽいw)」が溶けた?のも良かったですね、エモいw
3次会はしっぽりと話せて良かった。妙に美味しく感じたな中華屋・・・沁みた・・・
深夜に中華料理屋に入るの、前職で送別会を開いてくれたマネージャー陣との場を思い出すので、心温まる。全く今回の話に関係ないけども。
おわりに
今回も楽しかったです!
毎年、参加回数を重ねるにつれて「前回よりも楽しめたな」って感じられるのは、本当にありがたいことだなぁと思います。
今回は採択されたテーマ的に「技術的な話題に寄った、コアっぽい話の割合も増えた」という雰囲気で、2024ならではのユニークさもあったのかな〜なんて思います。
マジで聴きたいセッション多かったので、アーカイブ公開も楽しみ!
終わってみると「次回(・・・半年後w)までに、もっと技術力を高めて臨みたいなぁ〜」と素直に思える時間でした。ワークショップもあると良いなぁ、参加したいなー。
スタッフの皆様、素晴らしい時間をありがとうございました🙌
(まだ自分のワークショップのふりかえりエントリーを書いていないので終わりません!)
*1:古巣*3 が今年もいたので挨拶くらい行けばよかった。。て一晩経って思う
*2:こういうのは社交辞令だとしても喜んだ方がヘルシー!やっほー!!仮に”本心でない”としても、俺が引き続き"絶対にキレイになって、いつか見返してやるんだから!!"で取り組んでいけば良いだけなので。全員ハッピーです。ありがとうございます
*3:カンファレンス自体の話とかワークショップの枠そのものについての話題だったので、自分が出したもの云々って話をした訳では無い
*4:もう1つでかいのは、もちろん自分が実施した内容にポジティブな反応をくれた人がいた事。参加してくれた人がいた事。
*5:こういう観点っぽい話をした https://ubiteku.wordpress.com/2016/05/09/what-is-oo-all-about/