#cohackpp 参加記

id:asumikanid:stefafafan 両名に、大量の人間で押し寄せて「おめでとう!」と言う会、もしくはどちらかの味方について相手を圧倒する会に参加しました。

あらためて、ご結婚おめでとうございます!めちゃくちゃお幸せになってください過ぎる。

connpass.com

2次会で、「 asumikam のただのおともだちが数人参加する予定です。 」の方々とお話する機会があったのですが、
そこで言われた 「あすみを人間にしてくれてありがとうございます」 が印象に残っています。
人間だと見做されてなかったの面白すぎる。

togetterのまとめも作ったよ。50ページ超えてて笑った

togetter.com

感想

全体的なところでいうと。

本当にすべてが楽しかった、、
カンファレンスに参加して「さいこ〜〜!」ってなる事は少なくないのですが!
今回は、帰宅後に真っ先に湧いてきた感想が「楽しかった、夢のよう、今日の光景はきっと走馬灯を見た時に過ぎるんだろうな」という、過去に思いついたことも無いような最上級の表現だった程です。

ドレスコード”のクリアのためにTシャツを探しては事前から(自分も含めて)ワクワクしている感じ、会場についた時の行列、全員ニコニコでワイワイガヤガヤと溢れかえってる会議室。MC、時折響くアツい野次(w)、主催2人の熱量とウキウキ具合、それにすべての発表も。
1ミリも余すことなく楽しかったなーと思います。

何でこんな楽しかったんだろうな、「必中効果が付与された領域展開に巻き込まれたようだ」って思ったくらい、同じ「楽しさ」を共有できていて、夢中になる参加者体験でした。

・・・書いていて思い出したけど、id:asumiso はこういう風に「何かを期待した時に、それを遥かに超えた何かを生み出してくる」ことが稀に良くあるんだった。またやられました!悔しいw

コンセプトもコンテンツも雰囲気も全てが幸福に充ちていたな〜って感じ。

横断幕

ワァー!アスミーン!ガンバロウネー!ボクモガンバルーーー!!といって、横断幕をプレゼントしました。

横断幕は作ると楽しいので、みなさんも作ると良いと思います。私は人生で2回目でした。
前は、努めていた会社のCTOが退任される時に「何か作りたいけど、面白いものが良い。面白ければ良いや」「横断幕って作ったことなくない??」といって作りました。

「せっかくメチャクチャ人が集まりそうなんだから、そのエネルギーみたいなものを形に残せる何かって絶対に欲しい!!」という気もして、「横断幕ならグチャグチャになるくらい寄せ書き、手書きの何かを残すのやりたい!」って絵も浮かび。
それに、はてな社の関係者多いでしょう、俺達はWeb2.0が大好きじゃん・・・CGMやらないと”嘘”でしかない!と。
(もっと言えば、自分からすると「普通にサイン欲しいレベル」の参加者が何人もいたので、寄せ書きっていう体でサイン残してもらえるじゃんwww羨ましすぎるwwとも)

そこまで思った時に、「あー、コレはやらないと後悔しそうだな〜」って思えてしまったので、@_mkmk884 にDMしてみて・・・
そこから3人目 @saku_rye が巻き込まれ、「”ぱ”の人も一緒にやれたら楽しいね!」からArthurさんが乗っかってくれて、両陣営それぞれ最高のデザイナーも味方につけ*1、ドキドキしながら司会のわいとんさんにDMしたらめっっっっっちゃくちゃ前のめりでレスをくれて、そこから myfinderさんと共に”歴戦の猛者”感が溢れまくりの的確な助言と惜しみない協力を提供してくれて。。

最初の打ち合わせに使った1コマ

書いていて思ったけど、中心にいる新郎新婦の”類友”って感じだな。そりゃあ勿論、突破力もあるか。
何はともあれ最高の展開で、最高の形で秘密企画が進められました。

喜んでもらえてよかったーーー面白がってもらえてよかったーーー!
2次会会場で寄せ書きがたくさん集まっている光景、嬉しかったなーーーー!!!!

っていう結果になりました。

これが面白すぎて喰らってました

Tシャツ

自分は、PHPer Kaigi 2019で”君に決めた!”しました。なぜ?それが自分のカンファレンス初登壇だったからですね。スピーカー色だと思ってるんだけど、どうだろう

それと、PHP Conference Fukuoka 2017のネームカードも首からぶら下げて参加しました。なぜ?それが自分のカンファレンス初参加だったからです。
あと、アカセさんやcakephperさんがいたから、自慢(?)しよ〜〜とも思って。

id:asumisoの(コミュニティ関連の)「これまで」「出発点」を発表で話すんだから、自分のオリジンを身に纏うものエモい感じするじゃないですか。

最初、CakeFest2019 TokyoのTシャツがあれば・・・と思って探していたんですけど、見つからず。一般参加だから貰ってないかな?ただ、必死で探した結果、ノベルティのナップザックが見つかりました。嬉しい。
加えて、PHP MATSURI 2012 in SAPPOROのトートバッグも見つかって、懐かしすぎる気持ちに。

物販

買っちゃった、ふふふ

LT・セッション

本当に全部面白かったなぁ。。。。 LT、対戦の組み合わせによっては勝敗が変わったかも?って感じもして、しかも単なるクオリティや火力以外の要素、相性的なもので「そういうことがあり得た」って思ったので、マジでポケモンバトルみがあるな〜〜って思って笑ってましたw

編集(者)のもたらすものって凄いモノなんだな〜って純粋に学びがあったし、
「人生に大事な3つの層」
「breakはマナー違反」からの「splitせずexplodeしろ!」は綺麗すぎたし。

「初プログラミングでGIFアニメのバイナリを・・」はすごい話だなぁって思うのと同時に、でも最初に何も分からん内の情熱ってそういう所もあるかもな!!って昔を思い出したり、でもでもその後に「1年間かけて・・」って話を聞いてすっごい根性と執着だなーー!って驚いたり。

新郎新婦エキシビションも、id:stefafafanが「インターネット生まれだったんだな」って知れて良かったし、 id:asumikamも「酒飲んでトークするとキレが増すんだな怖いな」って感じで良かったです。

代表スピーチバトルも、どれももっと聴いていたいくらい良かった!
masawadaさんとpapixさんの内容が群を抜いて”新郎友人代表”って感じで、言い得ぬ良さがあった・・・し、それぞれの人の視点・関わり方から語られる内容が、本当に「周りの人に愛されている2人だなー」って感じがあって。
何て平和で愛情深くて全力が込められている良い夫婦喧嘩なんだ。

普通に結婚式やったら、まぁ主役2人を祝いに来て祝われてる幸せそうな様子を参列者が楽しみにするもんだと思うけど。
このイベントも、ココまで来たら「祝福」の雰囲気が参加者全体から強く漂っている時間だったなぁといっても嘘じゃ無さそう。

・・・いや、でもなぁ、単に「面白そうだし乗るっきゃ無さそう」って動機で参加を決めたのに、蓋を開けてみたら「めちゃくちゃお祝いできるイベントになってるじゃん!!(そして、勿論それが素晴らしかった!)」って感じた人は多いのじゃなかろうか。自分も含め!

とりわけ、「育てられた枠」の2人が凄く聴衆のハートを掴んでいたような印象。
自分は @_mkmk884 のドラフト?壁打ち?で事前に内容をある程度知ってはいたから*2、まだ耐えられた気はする。素のまま行ってたら、あの会場で1番刺さってしまう可能性が否定できないので、危なかったな

他方で、ねことまとさん、こっちは何と言うか敬服に近い。ここまで実直にやれるもんなのか、素晴らしいな、自分もちゃんと頑張らないとな・・・と背筋が伸びるような。
そんな人に強烈な刺激を与えているっていうのは、 id:stefafafan が凄まじい人なんだな・・・って思うなどして。 「すてにゃんさんのアウトプット仕草」はマジですごいよなー。というか、自分から見ると「何か色々と試行して試して言語化している優秀そうな人で、たまに自分の観測範囲にも流れてくる」ってインターネットの中の人が、なぜか元同僚と結婚している構図なんだよな。不思議w

結果、↓こういう気持ちに。

それで Songmuさんの発表。 「赤ちゃんと僕」って聞くと、未だに脳内で「ビー・バッド・ボーイ(いぇす!!びーばっぼーいい!!)」って再生される。誰にだって負けない〜

いつも拝見しているような”静かにアツい”って感じの語り口で、めちゃくちゃ格好いいな…・って思いながら聴き入ってました。
こんな人のカウンターパート的な立ち位置で話せるのは、光栄って言うと変なのだけども、光栄な事で。。。

特に好きだったいくつかのポイントを挙げると、

まずはコレかなぁ。(typoしてるけど)

自分も、それこそ id:asumiso にも「褒めてくれる」って言われることあるけど、褒めっていう手段の行使には殆ど興味がないなーって気もする。
いやいや「褒めるのが大事」ってのは否定しないですよ、自分だって嬉しいし。何か話すなら「最初は嬉しいことから言ってほしいな」って思ったりもするし。
自分が誰かに対してポジティブな事を言う時って、「面白い漫画を見た後に「凄かったよね!!」って感想を語りたくなるような、そんな部分はあるんだよなあ。

あと、相手が誰であっても「ライバル」関係であることを基本としているような、そんな感じも凄く良いなーって思ったり。
自分は「俺より凄いところを見せてくれ、面白がらせてくれ」っていうのをマネジメントの醍醐味だなーって感じている面もあり。安西先生みたいな、「どんどんよくなる君のプレイを見ていたかった」という年寄の娯楽にも近いのかもしれない。
このあたりの話も自分の発表に入れようともしていたんです!!!っていう断片が、資料作成時に使っていたMiroにもありますん

トータル、マジで全部良かったので、もっと言えば「ちょっと通りかかった枠」「1,2回だけ話したことが有った気がする枠」の発表も見たい(?)。

自分の発表

※ 発表資料はパブリックに公開するつもりはないのですが、 トークスクリプト付き&修正を加えてあるものが共有可能なので、 #cohackpp 参加者の方はDMでもいただければと。

いやー本当に、反応を見る限りどうにかうまく行ったっぽいので、これで肩の荷が下りた!良かった!!!!

っていう気持ちも100%本心なのですが、ただ、当日が近づくにつれて、
「別に参加者100人の満足度とかあんまり関係ないか、id:asumiso だけ得るものや感じるものがあれば良いんだよな」
「なんだ、普段やってた期末フィードバックくらいのアレでも十分なのかもしれない。給与が絡んでない分、もっと平和か??」
ってマインドにもなってきてました。

や、半年に1回で繰り返されるものと、一生物のイベントだから重みが同じである訳もないのだけど。

でも多分、逆にそれが良くて、「100万人のために歌われたラブソングなんかに〜」って現象が起きてたんだろうなと。内容がシャープになったんじゃないか、と思います。

人がいなかったら100分くらい話したかったなー余裕で行けそうだしなー

めちゃくちゃ嬉しかったことの1つが、発表後に @dora_e_m さんと @ar_tama さんが感想を伝えに来てくれたことですね!!!!
何なら、参加者一覧を見て「何でこの人達がいるのに、マネジメント的な話を自分がするんだ!?」と恐れ慄いていた主要因の二方でもあるので・・・w

それに、 @ar_tama さんはご自身のnoteでもガッツリ言及してくださっていて、とてもとても最高の気分です
note.com

今回のトークは、準備と資料作成中に自分としても色々と気付いたことや感じたことが多くあったので、その話もちゃんと言語化したいなーと思っています。
本当はこのエントリーで・・というつもりだったので、先のnoteでも触れられた事も受けて、後で別記事で掘り下げたいなと。

何にせよ、この話は「今回の場でしか出来ないな」ってものだったので、発信できたのは良かった。
スクフェスとかEMconfに本人を連れて行ってペア登壇とか面白そうだな・・?とか過ったこともあったけど、そこに凄くモチベがあるって事でもないし。

そういう点でも良い機会をもらったものだなー

資料について、いくつか。

くだらないことを供養しますね!

かわいいイラストは安定のゆるかわいい無料イラスト素材集 | いらすとん から。

内容的にも普段と違ったテイストの話をするし、状況としても「完全に特定の1人を意識して作る」っていうイレギュラーだし、じゃあソレに掛けた何か面白いことを・・・・と思ったので、 id:asumiso のスライドデザインっぽい色とオブジェクトを使って遊びました。

つまり、「普段のテイストの資料」を作っていたところに「魔法使いがやってきて」、「不思議な魔法をかけたからピンクのスライドになった!」っていうことです!

タイトルスライド背景は、Adobe Fireflyで50枚くらい作った中から選んだもの

キョムリリースをやめて、プロダクトと向き合う! - Speaker Deck

この発表、掛け値なしに好きなので見てください

『こわい』を 『こわくない』に変える ~OSS貢献編~ - Speaker Deck

コレは「全然意味分からなくて誰にも通じないだろう、本人くらいじゃねーの笑うの」と思ってねじ込んでいたのですが、案の定(体感で)2人くらいしか笑っていなくて最高でした。

締めくくり

本当に、めちゃくちゃ良い時間で濃密な空間でした!!!
まだ興奮が収まりきっていない所もあるかもなー。。。

2次会や3次会でも、接点がなかったような(存在は知っていた)完全に初めましてな人とも話せたし、何人かじっくり話し込めた人もいたり、久しぶりーな人もいたり。
当たり前かもですが、普段のテックカンファレンス*3とは違った異質なものになっていて、凄かったです。いや、でもフォーマットが技術系コミュニティのそれなんだよな、だから馴染みやすかったんだよなぁ。

末永くお幸せに、そして周りを元気にしていってください!

id:asumiso はphpcon japanに向けてお互い頑張りましょう、やるぞ〜〜

*1:https://x.com/asumikam/status/1863122048824046074 コレ全く知らなかったので、そんなに色々やってたの!?って恐縮しつつ笑ってました。手ぬぐいも面白いしTシャツもめちゃ素敵ですごい

*2:そういえば、「事前練習」をやったとはいえ、今回マジで何のアドバイスもしてないな・・?それでいて、ばっちりクオリティ高い。怖い。すごい。。

*3:今回のイベントは何ていうカテゴリいなるんだ、未だに謎。分類する必要もないけども

PHPマニュアルの誰でも簡単に翻訳の作業環境を整えることができるMakefileが本当に簡単に環境を構築できて俺の中で大感謝祭が始まった

PHP8.4が出ましたね 🎉

tl;dr

今日のお話は、 「jdkfxさんが用意してくれた環境がメッチャ便利で最高だったよ」という内容です。

https://github.com/jdkfx/phpdoc

イントロ

最近coreへの貢献をしている人が身近(?)でも増えているし、日本人でコアなデベロッパーはすごすぎる・・なんてものを眺めていて。
うぉ〜〜俺もなんかしてぇ〜〜〜!!ってなるじゃないですか。

もともと「お世話になっているコミュニティやOSSには沢山恩返ししたいな」と思っていて、カンファレンスやOSS作者や団体に向かって個人スポンサーをやったりはしています。
ただ、自分の中では、受けている恩ってそれだけで返しきれるものでもなく。
最大の恩返しは「もっと盛り上げる!」だとも考えていて、それって「賑やかす」「開発や利用しやすさの改善に貢献する」が効きそうだな〜とも思っている訳です。

そんな中で、武田さんが8.4リリースが近づいてきてからとても精力的にPHPマニュアルの翻訳に取り組まれているのが印象的です。
で、翻訳だったら自分にも出来るな??という気もします。実際、過去にちょっとしたPR投げてますしね。

今週(先週)の木曜日に行われたPHP勉強会に参加&発表すると聞いて、是非お話したいな〜と思って飛び込んでみました。
その時間がすごく良くて、ワクワクしました! (ちょっと書いた: 2024/11/21)

そんな武田さんの発表資料と想いが綴られている記事はコチラに。

no-hack-no.life

環境を作ろう

以前に軽微な修正を送った際に、翻訳作業を進めるための環境構築ってチャレンジしたのですが・・・「何だか上手く行かないな」で終わってしまいました。
やりたいことは「気になったところを軽率に直すぞ」なので、あまりゴニョゴニョと事前準備に労力を掛けたくないなぁと思い。その当時は、諦めたんですよね。

こんな事を言っている

で!
2週間ほど前に、phpusers-jaで物凄く気になる取り組みを目にしました!
それが、「誰でも簡単に翻訳の作業環境を整えることができるMakefileを書いているのですが」というものです🤩

どうやって使うのかと言うと・・・

  1. git cloneしてくる
  2. make setup の実行
  3. make build make xhtml の実行

なんとコレだけ!

出来上がったファイルを確認するための make open という便利コマンドも提供されているので、まさにローカルで作成されたPHPマニュアルを手元のブラウザで開くことができます!!

実際に作業してみた時に詳しいログも残したので、折角だから公開しています。

doc-jaチャレンジ | Iroiro Otameshi Memo

ってな感じで

翻訳やっていこう〜貢献していくぞ!!

自分は「なんか良いタイミングだし?」くらいの軽い気持ちで入っていますが、周りにも「ちょっとやってみよう!」で最近になってから参加しましたな人も増えており、少しお祭りっぽい雰囲気で楽しいですw

github.com

tblsで出したER図をGitHub Pagesに出したいな〜〜!

「tblsで出したER図をGitHub Pagesに出したいな〜〜!の砂場」というレポジトリを作って遊んでました。
「(学習・実装面で)低コスト」「(実用性の面で)ほどほどに十分」という方法を探っていたのですが、概ね満たしたと思います。満足。

github.com

場面設定

ER図をいい感じに!!っていうのはk1LoWさんが解決してくれているので、その先の話。

qiita.com (↓の資料、改めて読んだけどやっぱり良いので凄い。もっと使い込みたいな・・)
The future of tbls and "Documentation as Code" / phpconfuk 2023 - Speaker Deck

MarkdownだからGitHub上ですごく簡単に見られる」というのが嬉しく、継続的にドキュメントを管理(更新&利用)していくのを強力に支援してくれるな〜と思いつつ、
「自動生成されたものをGit管理するとコンフリクトしてしまうのう*1」「かといってmainに対して自動pushもなぁ」って事も稀にあり*2

「mainにマージしない・Git管理下におかない」&&「必要なタイミングでリアルタイムに最新化される」&&「すぐに見ようっていう気持ちを妨げないくらい簡単に開ける」をやっていきたいな〜〜

っていう場面です。

支援してくれた技術

昔・・・って書いていて「どのくらい前の話だっけ?」と思いますけど、
かつてのGitHub Pagesは「専用のブランチが必要」「パブリックなページしか作れない」だったので。

これが、今だと「(ブランチは用意せずに)actionsで更新できる」「プライベートでも使える」になっているので、機運を感じた次第

やったこと

  1. まずtblsでドキュメントをマークダウンで吐かせる
  2. そこから、GitHub Pagesで扱えるようにマークダウンをHTMLに変換する*3
  3. 公式actionsでGitHub Pagesへのデプロイ

1,3は何も問題なくて「ただそのまま」って感じで、2に関しては actions/jekyll-build-pages に面倒を見てもらうようにしました。

結果

最終的にこういうworkflowに。 github.com

https://o0h.github.io/tbls-gh-pages/ な感じでドキュメントが見られるようになったのでした。

思ったこと

シンプルな道具の組み合わせだけで実現できたのは利点が色々とありそう〜って感じがします。

  • Table Definitionのサマリータグ+コードブロックの所でマークアップが崩れている・・・っていうのが気になったけど、これは「tblsのテンプレートをいじる」とかでどうにかなりそう
    • 「マークダウンを吐き出してくれる」「マークダウンをWebページに変換してくれる」という完全に相性の良い責務の分担と連携が出来ているので、双方の拡張性を妨げないで使えそう
  • テンプレートをいじるっていう前提なら、Mermaidをいい感じにブラウザ表示するとかっていう手も使える
    k1low.hatenablog.com
  • jekyllのテーマとかも変えられるね、うれしいね

最初は「Pandocもactionsでめっちゃ便利に使えるじゃん、最高〜〜!」ってことで、こっちでやろうかとも思ったんですが
「正しく.mdファイルを列挙する」「ドキュメント内の参照(hrefタグ)も適切にいじる」って、やりたくないね・・・?などと考えてぐったりしました。
今回の用途とは相性悪そうだなーと。でも、楽しそうだからいつか何かで使ってみたくはある。

もっとやれそうなこと

「コミットさせない」 = 「差分をとれなくなる」って事なので、コレはどうにかしたいですよね。

最新の定義をGitHubのartifactsとして上げておいて、必要なタイミングで取得 → tbls diff の結果を吐かせる!とか出来ると良さそう。
スキーマ管理しているディレクトリに変更があった場合に、そのPRにdiffを貼るとかなぁ

*1:tblsのバージョンアップで出力結果が影響を受ける、とかがあり得る

*2:運用によります、色々な対応方法やシンプルな解決策が沢山ある

*3:tbls自体でHTMLを扱う(or扱えるように拡張する)って方法がありそう・・?と思ったけど、ちょっとしか探さなかったりで、見つけることは出来ませんでした。あるのかな

PHPカンファレンス沖縄2024 に参加してワイワイ!記/参加編 #phpcon_okinawa

9月28日に、沖縄県那覇市で行われたPHPカンファレンス沖縄2024に参加して来ました。
楽しかったし色々な刺激に元気をもらえたし、今回の遠征も素敵な時間を過ごせたな〜〜〜が一言目に飛び出してくる感想 😃

主催のカンボさん初め、スタッフの方々お疲れ様でした。ありがとうございました!
それに素敵な発表を行っていた登壇者の皆さんや自分と交流してくれた皆さん、ありがとうございました〜〜

ということで #iwillblog !の記事です。

phpcon.okinawa.jp

  • 自分の登壇について
  • 参加の感想
  • 懇親会とか
    • P山さん
    • 2次会
    • 3次会🥩
    • 4次会🍹
    • いろいろな人
    • misc
  • 総じて
  • 沖縄
    • 記録
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プロポーザルを書いてる

↓↓詳細

雑な文。

CfP期間が始まったよ〜ということで、今回もワイワイとプロポーザルを書いたり出したり考えたりしているのだけど、その時に何となく思ったことを書き残しメモ。

昨年までは、「マネージャーになって仕事でコード書かなくなったので、話せるネタが無くなっちゃったんです〜」というのは自分にとってはダサい!!という気持ちがあり*1、ちゃんと出し続ける事を大事にしたいなぁって思っていたり。
社内で他人に「出してみようよ〜楽しいよ〜」って言う状態ではありたかったし、そうするのに遠慮や後ろめたさがあっても嫌だし。

昨年末から今年の上半期は「月刊PHPカンファレンス」の到来に依るCfPマラソン地味たところもあり、この際には「多重応募をしがちな自分だから、出せるものを片っ端から出しました!!ってなると荒らしみたいになりそうだから、同一ネタでの重複応募は避けよう〜」というセルフ縛りを設けて臨んだり*2

で、そのどちらの時期も抜けて今回、また「話たいことを書いて出すぞ〜」をしているのだけど。
そうしてみると気付くのは「何かをきっかけに脳みそがグルグル動いたり、盛り上がった話題がトークネタに昇華しやすいよね」っていう。改めて。
「おぉ、そういうことなんだ」とか「なるほど、つまりは・・・」みたいなリアクションとか思考が、自然と湧いてくるようなやつ。

自分なりの試行錯誤からでもいいし、本や他の人の発表を見たり聴いたりからでもいいけど、何かの「盛り上がり」をきっかけに「話したい・考えたい」に繋がるなぁ。
そういう意味では、「他人と話したり、誰かに教えたり」という機会から得るものは大きい。

そう思うと、「マネージャーになったから登壇できるネタが無くなった」は、あまり信じなくていいな〜ってやっぱり思う。めちゃくちゃ人と喋るし。
逆に言うと、プレイヤーだろうと他の役割だろうと、職場内で色々なコミュニケーションとか議論が生まれている環境では、ネタを発掘していくのにとても有利なんだろうな。
他方で、ごりごり「現場の第一線でコード書いてます」であっても、その働き方(コミュニケーションのあり方とか技術雑談的なものとか含む)や思考負荷によっては、インスタントにネタに「昇華」できるものを見つけにくそう。

っていうのを、77webさんの fortee.jp

最近、チームに新しくjoinしたメンバーと議論したのをきっかけに、私が自分なりに定義し直した

を見かけて思ったりした。
向上心があって「今は分からないけど理解できるようになりたい」的な人が身近にいると無限プロポーザル製造マシンになれそう。


あともう1つ、「仕事でやっていることと外で話せることは違っても良い」っていうのも思う。
コードレビューと同じ。「自分の事は棚に上げて話す」みたいなのも大事じゃないか。

というか「社内勉強会みたいなのがあったとしても、こんなの話す価値はないだろうな」っていうのがありそうだなーとか
「社内の人に言うのは気が引けるけど、社外の人に話を聞いてもらいたい!!」っていうのもありそうだなーとか。

嘘をついて良いとか話を盛っても良い、とかって事ではない。語る内容についての誠実さは備えている必要がある。
誰向けの話なのか〜とか、どういう人が聴けると嬉しそうなのか〜〜とか。届けたい先が誰か?によって、話たいことが変わるはず。

実際、今の自分が「コード品質」とか「生産性、開発速度」とか「仕事術」「コミュニケーションの工夫」とかって話を同僚の前でしようものなら・・・っていうのは恐ろしくて考えたくもない。やるとしたら25分間沈黙土下座のほうがふさわしそう。

でも、「コミュニティに出ていく」っていうのは、自分じゃない誰かに届ける面白さがあって、その「誰か」の範囲も多様性もでっけぇですからね。発表する価値は生まれると思うし、もっと言えば「発表を聞く価値があったか」は受け手の中で生まれるものだし。
「身近な人にすら話す価値がないこと、話せないこと」でも胸を張ってやって良いじゃん!!!!!って思う。

ちょっと別の観点では、「うまく行ったこと」に限らなそうだな〜っていうのもあるか。
自分の中の思考実験とか思想的なもの、「こういう事を思った!如何か!?」って問う、みたいな。
カンファレンスが別に「お手本集」である必要もないはずだしな。参考事例というより「検討考察や議論に値するケースの集合」であっても、面白いはず。
(もちろん、ここでも内容についての誠実さを欠いてはいけないけど。)

この辺りの感覚は、自分の場合、「よい考え方や視点を与える」って意識よりも「何かを考えてみるとか、知ってみようと思うきっかけになってくれれば良いよね〜」的な気持ちで登壇することが多いからかも知れない。


なんでこんな事を考えたか。。。

ちょっと前まで自分が「栄養源」にしていた、他人との会話で挙がった話題とか誰かに教えたテーマ〜〜みたいなものや、実務を通じて「自分が成功していること」みたいなのが無いぞう〜〜どうしようかなーってなり。
なので、あんまり実生活とは関係のない趣味的な所からの発想ばかり目についたのだけども。

でも「議論をふっかけようとまでは思わないけど、自分なりに思索にふけっていることや理想を抱いている部分はあるな」「それを出しちゃえばいいか??」って、昨日くらいに思い始めたから、って気がする。

少し視点を変えてプロポーザルネタを発掘してみようかな、的な。

*1:あくまで「自分にとっては」ですよ。どういうマネージャー像・リーダー像を持っているか、は人それぞれなので

*2:別に同じ話で提出するのは悪いことでもないと思うし、なんなら過去に何処かで話した内容を再演したりマイナーアップデートして話すものアリだと思う。多くの人に届く価値のある話は繰り返し発信された方が幸せになれる。ココで言っているのは、あくまで「自分の楽しみ方」の話に過ぎない

#techramen24conf に参加しました / ワークショップを実施しました

先月末頃に北海道は旭川で開催された、上川地方に技術の知見を惜しみなく注ぐ,技術好きのための円卓会議に参加してきました。

うっかりぼけぼけしていたら半月以上の時間が経ってしまいましたが。
(まだ1ヵ月も経っていないのか!!に驚きもアリつつ)

観光・地方エンジョイ的な視点では、以前あっさり目に記事を書いています。写真はこってり目だけど。

daisuki.nichiyoubi.land

という訳で、この記事では、イベント本体についての「参加してどーだったか」を記録に残していきます。
「自分のやつ、やってみてどーだった!?」を中心に。

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書籍「スタッフエンジニアの道」の好きなところ、面白く感じたところ

原書と兄弟で肩を並べて

島田浩二@snoozer05さん訳の、8月26日発売「スタッフエンジニアの道―優れた技術専門職になるためのガイド」の感想のような記事を書きます。

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