PHPカンファレンス関西2024 #phpkansai に参加してきました

2024/02/11に開催された、PHPカンファレンス関西2024に参加しました。

【非公式!前夜祭】 PHPカンファレンス関西2024 - connpassから含めて参加し、またカンファレンス翌日に行われた PHP Lovers Meetup vol.4 + OSS Gate in 関西 - connpassにも途中まで参加して、2泊3日の大阪滞在でした。
た〜〜〜〜〜のしかった!!!!という気持ちでいっぱいなのと、とても元気をもらえて勇気づけられて気合が入った時間になったと感じています。

めちゃくちゃ良い時間だったので、スタッフの皆さん、一緒に場を創ったり、個人的に交流させていただいた参加者の皆さんにも大変な感謝でございます。
ありがとうございました。

自宅に帰省して一休みしたこのタイミングで、ふりかえっていきます。

koyhogeさん作のスタンプラリーシステム、第2枠も無事に回収。

元気もらえたー

最近ずっと「どうしたらいいんだろう、もっと技術でやっていけるようになるには・・・・・」という部分で悔しい日々を過ごしていますが、「自分より上」にいる既知の人だったりしっかり話すのは初めましてな人だったりと会話ができて、気合が入ったと感じます。
明日から頑張るぞー!と。

近頃は「1番の下手くそでいよう」が出来ていることには”俺得”を感じつつ、貢献できていないことには吐きそうになる想いなので、とっととどうにかする/どうにかなる必要がある。
そのためには歯を食いしばるしかねーなぁ〜〜〜とは頭では理解しているつもりでいるし、「こういうのが足りていないよね」「自分がマネージャーだったらこういう事を言うな」みたいなセルフシミュレーションは、勿論やるんですけど。それでもなぁ・・・・大変そうだねぇ・・・

っていうような所から、

「自分はまだまだ出来ることある、やってないことあるな!!」っていうスイッチが入った気がします。
具体的なアドバイスを得て取り入れることにした、というものだけではなく、むしろその何倍も、「話をしたり話を聞く中で見えてきた・モヤが晴れた」って効果がデカい気がするので、これはコミュニケーションの効果でかい。

また、「今の自分こんなんなのに、人様の前で発表するとかプロポーザルを出すとか、すごいピエロなのでは・・・」という感情に振り回されたり気持ち悪かったのですが、「やっぱりこういう場に出たいから、ちゃんとパワーアップしていく必要があるな!!」という記にもなれました。ありがたい。
自由を手に入れるには力が必要なので、力をつける。

「セッションを聴くのとコミュニケーションを取るの、どっちが印象に残っているか?」を過去のイベント参加と比べてみて考えてみて、ここまで明確に「コミュニケーションの方!!!」ってなるのは、今回の #phpkansaiが初めてかもなぁ。。という感覚です。
いつもなら「甲乙つけがてぇ」っていう気持ちが残るんですが、そのくらい良い時間を過ごせたんだなぁと改めて今、思っています。
(発表も面白かったなーひさてるさんのやつかな〜1番「ライブで聴けてよかった!」のは。内容だとwakabaさんのかなーもう1回みたいなぁ。あとは、観られてないのが多い)

コミュニケーションとかイベントのメッセージとか

PHPer シールの話とか、当日前のnote記事だったりYoutubeでの配信とかの力の入れ具合から、「すごい細部まで工夫しているなぁ熱を込めているなぁ」とは感じていたのですけど。診断だったりお誘いチケットも然り。
(あと、「ホームに田中ひさてるさんがいる」のアドバンテージ・・・はまぁ、狙って人工的にやれることでもないかw でも、巻き込んだのは熱意とかやりきり力だろうなぁ)

会場に着いて、ネームカードもらって、裏面のスケジュールを観たりストラップのしっかりしている具合を見て「お、これは過去のカンファレンスで見た細かいけどめちゃくちゃ嬉しい工夫を全部やり切るつもりか???」なんて感じていたりしました。

あと、CfPの段階から「初心者向け」フラグを設けていたり、カンファレンスのメインコンテンツは「トーク」だとするなら、そのメインたる部分からしっかりいじって、運営の「こうしたい!!」を形作っていったり。
タイムテーブルやセッションの様子から「初心者が安心して危機に入れそうな雰囲気」をこんなに感じられたのは、今までに記憶にないなぁ〜って思いました。新しいことをやってたり想いやこだわりを感じれる場にいるのが楽しい。

自分も、「お、そ〜〜きますか、だったらコッチも思いっきり易しい話を放り込みますよ??」と思いながらプロポーザル投げたりもしていたので、良い意味で「まんまと狙いに乗っかった」っていう部分があるんだと思います。

「先月の札幌が楽しかったからねぇ、間も空いていない関西はどうなるんだろうな〜」と思っていたのですが、しっかりメチャクチャ良かったので、メチャクチャ良い・・・・ってなっていました。
というか、どちらのカンファレンスも単純にクオリティ高いなぁって感じだったのですが、それ以上に「こんなにカラーが出るんだな」っていうのが驚きだし新鮮で。

phpcondoは「札幌を楽しんで!!」とか「斬新な聴講体験を見せつけてやるぜ!一体感を感じろ!!!!」みたいな印象が残っていて、phpkansaiは「1人1人が、気持ちよく盛り上がっていってねぇ〜」っていう優しく柔らかい雰囲気を感じたり。
あー、あと、物理的な話で「廊下で沢山の人とすれ違う(話すにせよ通り過ぎるにせよ)」が与える印象の違いはあるのか。
なるほど〜、改めてシングルトラックもマルチトラックも良いもんだな・・・・・

でも、その一方で、各トラックの埋まり具合がすごかったのビックリしたんですよね。参加者の熱心さ・・?
自分が聴いたセッションの殆どは、席がよく埋まっていたし立ち見すら発生するのも何度も目にしたし、発表する立場になっても「こんなに人が来てくれるんだー!」ってなってました。 懇親会でwakabaさんと話した時も、「あんな強豪の裏番組が配置されているのに、自分の部屋にこんなに人がいるなんて!」的な話題が出てたなぁ。

コレはコレで、「廊下の比重やAsk the speakerへの関心が高めの人」の人口割合が少ないことにも依るところはありそうで、今回のカンファレンスのカラーなのかも。

運営提供のギミック

ネームホルダー、ネームカードについては先述の通り。
あ、もう1点あるとしたら、「自分のシールを貼らせる」ってすごい愛着をもたせる効果ありそうだな。あと「デコった例」を置いてあったのも、すごいなーって思った。割と「こういう感じに仕上げてくれー」っていうのは、放置されがち(それでもまぁ勝手に良い感じにする)な気もするんですが、配慮がすげーなーてなりました。見本も、過剰にしすぎたりウケ狙いに走ったりもしてなくて、本当に「こういう風にしたら会話が生まれやすいと思うよ」を示していた感じがする。
アイコンが加納さんでパンダなのも良かった(?)

「話しかけて」シール使いたかった〜〜〜〜〜〜〜未だに自分から輪に入れねぇので!

ブースやアンカンファレンスの部屋も、「廊下から入り口の中(室内)が見えやすい」「室内ひろびろ」だった印象を持っています。
割と、混雑しがちだったり歩きにくかったり、Ask the speakerで立っているときも「動線の妨げになりますよね・・すみません」とか「貴重なテーブル椅子リソースを専有してしまいすみません・・」とかなるのですが、そういうことがなかったなぁって感じました。
・・・椅子が空いてたのはなぜ。。?かは分からないのですが、それも何か工夫を入れていたのかなー。いずれにせよ、結果的に、「入りやすい」「居やすい」感じで良かったなと。かといって、人気(ヒト気)がない感じやスタッフで埋めてどうにかしている感じも自分が見た範囲では無かったので、良いなー

スピーカー控室もありがたかったです。どうしても使いたいタイミングが出る場合はあるんですよねぇ・・・・
用意されていて&&自分が使ったの、何回か前のphpcon japanかなーって印象です。 今回、超小声で素振りをするなどして使わせていただきました。
発表時間について「ぴったりで助かりました」とroom-b担当のスタッフさんからお声がけいただいたのですが、控室効果でございます。ありがとうございます。

懇親会〜2次会〜3次会〜

割と「この人と初めてじっくりお話できた、良かった!!!」みたいな人が、(特にここ最近かな?)各カンファレンスで1,2人ほど現れるのですが、今回もまた「話してみたかったんだ!やったぜ!!」枠に該当する人が現れたので、楽しかったです。

あと、SNS上でちょっとコミュニケーションを取ったことがある人!!!!て、会場で会うとやっぱり楽しいもんですね。もっと迂闊に知人の知人くらいの人に絡んでおくと楽しいんだろうなー、遠慮しまくってしまうんだよなぁ

その一方で、「久々にお話したかったのに!逃した!!」ってなる人もチラホラいたりするので、コレは自分の散策能力が低すぎて良くないですね、、、、、
このあたり、phperシールの意外な(?)効果で、「そういえばあの人と話してないや!」とかも帰宅後に可視化されましたw

非公式イベント

前夜祭、ゆるい感じの「勉強会」サイズの集まりで、こういうのもいいよねーって思いました。
「配信なしのこういうサイズ感でしかできない」という断りを入れた上での、噂だけ聞いたことのある発表の再演があったのはマジで・・・w

あ、あと差し入れしたお酒はこちらです

www.hasegawasaketen.com

www.hasegawasaketen.com

評判で良かった。美味しいんですよねぇ

あとは、参加したもう1つは本編翌日のPHP Lovers Meet Up vol.4です。

php-lovers-meetup.connpass.com

帰りの便の都合で昼過ぎまでの途中退場でしたが、集まってコード書いたりモクモクするの良いな〜というのを、今回も感じました。
そして、コントリビューターがちゃんと生まれているのが本当にすごい。。。!

この「すごい」は、偉大な成果を挙げていて素敵だなぁという意味もありますが、「興味を持って、踏み出してみたら、本当に出来るんだな」が証明されていることに対しての感情でもあるなぁ、と思います。
最初の1発目だもんなぁ、ハードル高いの・・・(登壇もそうかもだけど)

ビギナー枠の参加者、マジで増えてほしいなぁ。
あとは、OSS Gateの取り組みとは違うけど、「特定の◯◯のドキュメントにみんなで一斉に取り組もう!」とかして、イベント全体で同じレポジトリに向き合っても楽しいのかもな〜・・とか思ったけど
そういえばCakePHP翻訳会とか、まさにそれじゃん!!!って気になった。急に。

cakephp.connpass.com

小さめなテーマの勉強会やイベント、楽しそうだなぁ、「Rector拡張作ってみよう会」とかきっと面白いよなぁ〜
自分もなんか気分で勉強会やりたいかもねぇっていうか「自分が最近来れ作りたいんだよな」を無造作に公開してやれば何かになるのか。楽しそう。

話がそれましたが、ビギナー枠の参加者、マジで増えてほしいなぁと思っています(2回目)

自分の登壇の話

も今回こそ1つにまとめるぞ!!!って思ってたんですけどねぇ*1、無理だなぁ〜明日書きます!

「”優しい(易しい、だけではなく)発表にしたいな "という所に割と早く行き着いたものの、コアとするメッセージを考えながら資料を作るうちに”もっともっと優しくなれるんじゃないか???"という自問自答が何回もあったよ」とか、
「発表内容に合わせて、どういう感じで話したいかのイメージを浮かべて、それに近いキャラを持つ人の発表を直前に聞く(自分の中では”降ろす”と呼んでいます)っていうのをやるんですけど、今回はあらたまさんの「ぼうけんのしょ」を聴いていました」とか、
「”SRE” ”オブザーバビリティ”とかの単語は排除したり、アラートや障害対応も全部削って*2"自分が作っているアプリについてもっと深く知るためのチャンス、としての監視"に絞った」とか、
「1番ここを持って帰ってもらいたいな、って狙ってた部分が結構上手くいっていそうで嬉しい」とか、
そういう話を書きたいです。

これは「わざと恐怖演出を意識した(アイスブレイクな)スライドだけど、めっちゃ怖いじゃん最高の写真だね」と思ったお気に入りの一枚です。
ありがとうございます。
(次回も出てきます)

*1:途中から、「そもそも俺のブログだ、別に誰かのために文章を短くする必要などあるまいな??」と思って、参加記の量を調整するのを放置しました

*2:テーマ的には、自分はそっちの方が話すの得意な気がする