#RSGT2023 に参加しました

1月11日〜13日(ネットワーキングがメインのDay0を含めると、10日〜)に行われていた、Regional Scrum Gathering Tokyo 2023に参加してきました! とてもエネルギーに溢れた時間・空間だったなぁというのと、もっと観たいセッションが多すぎた身体が全然足りん・・・・というのが大きな感想です。

ストラップ可愛くて好き
2023.scrumgatheringtokyo.org

インターネットで見かける人たちも沢山いたなぁ、あと研修を受けた時にアシスタントとかスタッフとかやってくださってた方も、「そういえばオフラインで見たことなかったな」って不思議な感じに。

実質初参加のような気持ち

2020年末辺りからスクラムとかについて学び始めて、2021年の春にスクラムマスターの認定研修を受けて、 Scrum Fest Osaka 2021に参加して「何だこのイベントとんでもないな・・」となって、その後にそこで知ったアジャイルリーダーシップの認定研修を受けたりした自分は、 Regional Scrum Gathering Tokyo 2022もチケットを買って覗いては居たのですが。
仕事をしながら、セッションをオンラインで見て〜という感じでした。

大阪以降、各地のスクフェス(新潟・仙台・札幌)も同様の形式で参加をするに連れて、「絶対に来年のRSGTは現地行くぞ〜〜!」みたいに意気込んでいました。
その間に会社の中で「カンファレンスとか勉強会とかへの参加をしやすくしようぜ」という空気感やルールを整えたり、上の人とコミュニケーションを取ったりして、「行こうと思えば全然行けるはずだぜ・・」っていう土壌を作ったりもしつつ 😌

という流れで、無事にチケットも手に入れ。

「(今の自分の立場なら)有給とらなくても参加してきなよ*1」と上長に取り付けられたので、ワーイ行くぞ〜〜〜!って準備を完了したのでした。

これまでのRSGT/スクフェスは、ちらっとDiscordに書き込んだりはしたこともあったけど、何というか「コンテンツを閲覧しているだけ」の感覚が強く、あまり「参加している」感は強くありませんでした。
その他のセッション中心のカンファレンスと比べても、特にコミュニティとしての活気が凄い集まりだと思うので、自分の中での「観ているだけでは参加じゃないな」という勿体なさは強く。
(内容の素晴らしい発表や興味深いトピックが多いので、色々なセッションを聞くだけでも相当濃い学びは多いしチケット代くらいはペイしそうだなーとも思うのですが)

って訳で、今回は

  • 現地で参加する、場を味わったり他の参加者を自分の目で観てみる
    • 空気を吸うだけで高く跳べるかも オフサイトイベントの独特の空気感ってありますよね、緊張もするけど好き
  • コーチズクリニックに行ってみる
    • スクラムの実践者の話を個別に聞いてみたい!自分の話をしてみたい!
  • ワークショップかOSTに参加する
    • 参加者同士で作り上げる場に入り込んで見るぞ

を自分に課して?期待しているものとして設定していきました。
厳密には「RSGT参加者」ではないけれど、これら3つは味わっていなかったので堂々と「FIRST TIMER」の気持ちでワクワクと参加してきたです

最初に反省点

自分のために自分の趣味で参加したいなーって気持ちのところに「会社の支援で参加する」っていうのは、自分の場合は邪魔な要素だなぁと思ってしまった。
めちゃくちゃ明確な所で言うと、11月12月からこの日のために社内のミーティング類を調整して「会社を留守に出来る」という所まで整えていたけれど、どうしてもMTGが発生してしまったり参加スケジュールを当日に調整しなくてはいけなくなったり。業務とのトレードオフが強く出てしまいそうですね

ちょうどこのタイミングで立ち上がって間もないPJのファシリテーションをしている立場もあって、一部は仕方ないものはあるんだけど、仕方ないっちゃ仕方ないのだけど、これがカレンダーに「有給」って書いてあったら「ちょっと調整できないですか?」って言われてないはずなのだよなぁ・・などと。
「朝から会場にチェックインして、終わるまでぶっ通しでセッションを聞きまくって、多大な情報量を脳に打ち込まれて頭がグワングワンになる!!」っていう楽しみ方は、自分の好きな過ごし方の1つなのですが、day-1/day-2ともそれを失われてしまったのは残念ポイントだったなぁ。今回は現地でレギュラーセッションを1つも聴けなかった結果に。

今回の参加を通じて、良い意味で「これなら有給使っての参加でも不満はないな!!」と思えたので、これは1つ学びですね!!!

3日終わって1番良かったこと

何か1つ「どういうところが良かった?」っていうのを選ぶとしたら、迷わず「OSTに参加できたこと!!」になりました。

悩んでいたのですけれど。

単純に「ハードルが高いのじゃなかろうか、自分で輪の中に入っていってコミュニケーションをとって・・ってどんな感じになるんだろうか分からん」っていう所への恐怖感があったのと、良い意味で「裏にあるワークショップもどれも面白そうなんだよな・・・・・」っていうところと。

それでも、ツイートやらブログやらを漁っていったら、自分と同じように「怖いなー」って人がチラホラといたり、「OST怖くないですよ!!」って盛り上げようとしている人も居たり、「OST難しくて良く分からなかったな」より「初めて参加したけど良かったな」って声もやっぱり多くあったのですね。
今回の自分なりに「RSGTっていう場や、そのコミュニティっぽい楽しみ方・過ごし方をするには??」を考えていって、「それならOSTが良いんじゃないか?」と、当日の朝に家を出る準備をしながら腹をくくってました。
あとは、本番前に行われる「OSTを120%楽しもう!!︎ 誰でも簡単に実践できるtips教えます」で、怖さが薄れて参加意欲が湧いてくるだろうと期待しよう!!と祈ってw → 資料

終わってから思うと、「勇気を出して入って見てよかったな」なんですけど。
・・・で、「そうだったスクラムのイベントなんだから『勇気』を持たなくてどうするんだ!!!!」と。
価値基準を抱いて、実践する人の集いのはずなのだから、そこに居ようとしている以上は自分もやらないとじゃん〜〜って当たり前のことに、帰り際に気づいたのでした。

参加したもの・拝聴したもの

day-1

朝は仕事でミーティングを外せなくて、「基調講演を途中から観たら午後から現地に〜〜!」って思っていたのですが、何故か午後枠の開始時間を勘違いしており。自宅で昼飯を食ってたら13時になってしまって、予定を変更してフルリモートに 😇
(それでも仕事はブロックして、Discordで周りのリアクションも観ながらリアルタイムで参加できたのは嬉しい)

だらだらと長くなっちゃいそうだけど、折角だから聴けたセッションについてはそれぞれ感想を書いてみる

  • Five Practices for Building Software with Scrum link
    • (あとで改めてちゃんと見返したい、日本語訳のアーカイブ待ち
    • とにかく印象に残ったのは「テストに感染する」のところかも
      • 単体テストを書いたり自動化テストを用意するのは当然」っていうレベルよりも積極的な、踏み込んだ態度で、「テストがあって当たり前」以上の、自身やチームが「テスト脳」になっていく事は重大なステージの転移をもたらすのではないか・・・?って思うなどしました
    • 資料に書いてある以上に話している内容にとても興味深いことが多かったので、動画が良いですね
  • アジャイルコーチング × システムコーチング 〜Agile & ORSC are eating the world〜 link
    • システムコーチングを知ったきっかけがスクフェス(確か)で、ORSC基礎を年末に修了した自分にとっては「改めて、システムコーチングとアジャイルとの結びつけを知りたい」っていうのは自然な欲求に思えたり
    • 前半部分、システムコーチングってどういう感じなの・・?を分かりやすく説明してくれていたの良かった。社内とか、他人に「コレ読んでおいて」って渡しやすい資料が出てくるのは個人的にありがたい
    • 「適応課題を技術的課題のように扱ってしまう」ことの危険さについて、改めて考えさせられたりもしつつ。その流れでDo Agile/Be Agileの対比もしているのは、「そうだな!!!!」と深くうなずきました
      • 自身の今の状況に当てはめて考えると、「チームのスキル・レベルを上げたいな」っていう問題は「どうしたら、皆が強くなりたいって自然と信じられる空気を生めるかな?」っていう課題にアプローチを掛けるべきだ、と気づき直せたのは明確な収穫
    • 1番刺さったのは コーチが、まず自らコーチ自身のエッジを超えてみせる って所ですね、覚悟を決めねば
  • 人や組織を取り巻くシステムに刺激を与えるマインドセットとしてのManagement 3.0 link
    • マネジメント3.0もマネージング・フォーハピネスも 積んでいる 興味を持っているところなので、聴きたいなーって思っていたやつ
      • というか・・・この枠のセッションは出来たら全て聴きたいなって思って選ぶの難しかった気がする・・
    • 「人ではなくシステムをマネジメントする」って話で、直前に聴いていたシステムコーチングの話もやっぱり通ずる部分があるように感じる
    • 「人や組織は複雑適応系である」というよりは、科学的な説明というよりも「信念として(そういうものだ、と扱うべき)」っていう話はナルホドなと
    • まずは、取り上げられている本をザッとでも読むべきだな・・・やっぱり面白そうだな、と感じられたのが個人的に収穫だったと思います
  • 書籍「A Scrum Book: The Spirit of the Game」に記載されている実践や適応の順序を眺めてみよう link
    • コレも楽しみにしてたやつで、面白かったなー。スポンサーセッションなのかって後から気づいたw
      • 普通にコンテンツとして興味が湧くような内容がスポンサーセッションの枠で出てくるの素敵
    • A Scrum Bookを以前に読みはしたものの、まだまだ咀嚼できてないし理解が浅いよな〜〜って感覚が強かったので、話が聞きたかった
    • ランゲージごとに、core patternが出現してくる要素が違っているよ、という話で「言われてみたら確かにそうだ!なるほど・・・・」となるなど
    • 去年読んだ時には、「個々のパターンについて、どういう内容なのだろう?」というところに関心が向いていたので、組み合わさり方やそこに込められている意義について考えてみると、面白い気付きがありそうだなーって思ったのが収穫
    • あと、「The Mist」が何を言いたいのかが個人的にもやもやしていたので、そこについても納得がいったのは良かった。そんなにコンテンツのメインストリームとして言及されていた話ではないけど。
  • 魔法使いLyssa Adkinsの『Coaching Agile Teams』をひも解く link
    • これもまた(原著で)積んでいる本で・・・
    • 途中からしか観られていないので、落ち着いて全体を見直したいな欲求強め
    • 印象に残っているのは、視聴者のDiscord上での反応も含めて「9章 Coach as Conflict Navigator」の部分かなー
      • 自分が仕事の文脈でPJやチームをいくつか見ていて、「成果的にも、参加メンバーの様子的にも、ちゃんと成功はしているな」って思えることは多いのだけど、ただ「ちゃんとコンフリクトを起こせている(表出している)」って所まで行くのが少ないなーとも感じていて、それが自分のマネジメントについての不満なところだったり
      • てな訳で、「コンフリクトとどう向き合うか、そもそもコンフリクトとは何か?どう捉えるべきか?」は関心が強い
    • それでいて、「ナビしろ、解決するな」ってメッセージにはググッと重さを感じました。これはコーチの覚悟を問われそうだ・・・
      • それができるか、あるいは解消を代行するような振る舞いをしてしまうかが、ただの便利屋になるか本当にチームを育むコーチになれるか?の分水嶺なのかなーとも
  • スプリントレビュー Deep Dive link
    • 言わずもがな!!って感じで面白かった
    • (Ryuzeeさんのトレーニングではないけど)アトラクタ社の研修を受けた身として(?)、色々と当時の内容も思い出しつつ
    • 「価値はスクラムチームの外側で決まる」とか「デモだけではFBの質が落ちる」とかいった話はグサグサ来るな、と思いつつ
    • 自分がいる環境では、いまスクラムはやっていないけれど、所々で転用できそうな要素・共通して重要に感じる話もあり、例えば「環境の変化をレビューする」などは、どんな仕事の進め方をしていても意識するべきことなんじゃないか?と感じたりしています
  • どうすれば新しいアイデアが生まれるのか

day-2

この日も朝に仕事があり & 夕方にも仕事があり、さらにそのミーティングが当日朝になって「ちょっと早めたい」と言われたことで予定がガタガタと崩れまして、セッションを聴くには時間が合わないな・・・・でもday-3より前に1度は現地に行ってみたい、よし、それならセッション聴く以外の所で過ごそう!!となり。 コーチズクリニックと、ブースで話を聞かせてもらってました。

取り組みを知った時に「このコーチズクリニックってやつ、贅沢すぎん・・?良いの??」って思っていたのですが、今回は参加できてよかった!そして大満足したという。
自分は「アジャイルコーチってどんな感じの動きなんだろう、今の自分でも似たようなことできるのかな??」っていうテーマを持ち込んでみたのですが、ちゃんとヒントはもらえたし「やってみようか」って思える気付きもたくさん授かりました。
社内に、アジャイル/スクラムの経験者が居ないって中で(自分もそうだけど)、どちらかというと「相談に乗る」って立場が多いので、先達の話を聞けるの非常にありがたい。
色々な場面で、「スクラムマスターはコミュニティを築こう・外部の世界とつながろう」という助言を聞くように感じているけど、こういう所もその理由の1つなんだろうかーと思ったり。

day-3

この日は、OSTとクロージングキーノート。
やっと念願かなって、朝から会場に居られた〜〜〜(謎に乗換駅間違えて到着予定より遅れたけどw

OST

前半で書いた通りで、どーにか腹をくくってのOST参加。
この時間を問わず、今回のRSGT参加において自分が最も成し遂げたいことは「イベントの雰囲気を味わうぞ!!」みたいなところだよなって認識を持っていたので、そういう意味では「深く踏み込んでやりきる」の価値は高いけど、究極的には「ちょっと遠くから触れてみるだけでも、やらないよりは全然マシだー」って気もしていて。
OSTに初めて参加する」のについて、「自分でテーマを出したり、積極的に議論に参加できなくても、他の人の様子を眺めたり声を聴いてみたりするだけでも大丈夫か〜」と思えた事で、自分の中の参加ハードルがふわっと下がったような気もします。

コレは事後に見かけたツイートだけど、「本当にそうなのかもな」って思えたし、自分と同じく”ビビってる”人たちの気持ちを和らげてくれそう

あとは、凄い意外に感じたけど「OST初体験の人どのくらいいますか〜?」っていう質問に対して、会場で多くの手が上がったのも、ハードル下がった気がする。もっと猛者ばかりなもんだと思っていた。
OST初めてだけど話してみたいことがあるのでテーマを出してみます!!」って人も何人も居て、凄いなー!って純粋に思いつつ、「自分は自分で無理しないで楽しむぞ!」っていうのは両立した感じ。

とはいえ、「120%楽しもう!!︎ 」って意味では、きっと自分でホストやってみるのは最高に楽しそうな予感もするかなぁ。初参加だから〜とか人が集まるか怖いから〜とかっていうのには億劫がらないで前に出ちゃうのが良いんだろうな、それも分かる。次回はやってみたい!!って思ったし。

何はともあれ、実際に参加してみると、ちゃんと議論に混じれたのもあったし、ちょっと外側から見守ったりも出来たし、フラフラ〜っと色々なテーブルを眺めて歩き回ってみたり、緊張とか全然なく楽しめた感じがしています。椅子に座って休んでいる人も居たし、疲れたら休んでみるのもアリだよね〜って思ったり。
良い意味で誰も見てないし、関わろうと思った時には誰でも受け入れてくれるし!という温かくて濃い空気感を感じました。

凄い大きな場のエネルギーを感じたので、keynoteもあれどコレが目玉コンテンツとしても遜色ない気がしたし、最終日にある意義も強く感じました。
楽しかったから参加できてよかったな〜っていうのと、やっとこの場に対して「参加」できた気もして嬉しかったな〜っていう感情です

Keynote

なぜ変化を起こすのが難しいのか? - 数年以上に渡って難しさに向き合い考え取り組んできたこと link

(NTT communicationsではなく?w)fukabori.fmの岩瀬さんの話。
組織変革の話、リーダーシップやチェンジ・エージェントの話、とジャンルで言うとそんな感じでしょうか。
いつも聞いているpodcastのまんまの声や語り口で、じっくり話を聞く時間に。

「変革についてのノウハウや理論といった知識は世の中に多く流通しているが、抽象レベルにあるそれらを、いかに目の前の状況に落とし込むかが難しい」という課題での講演。
自分自身はといえば、この話を聞いた後に「自分でもこういうのを仕掛けてみたいな」と思えるアイディアがいくつか浮かんできたりしたので、凄くエネルギーを貰ったし影響も受けたんじゃないかなーって思っています。(もちろん、この講演内容だけでなく一連のイベントで過ごした時間による影響も大きいと思いますが)

話の中身についても、もちろん色々と気づきや感じる所もあったのだけど、そういう「content」レイヤーの知識から受けた刺激よりも、「話し手がその場や内容を楽しみながら未来を見据えて話している」ような雰囲気を感じて、言外に埋め込まれていた意味や届くメッセージと行った「process」レイヤーのつながりから、大きなものを受け取っていたかもな・・・と感じたり。

それを確信したのは、発表内容の最後にあった「自分が純粋に信じられて、やり遂げたいと願っている野望がある」という話と「難しいことに取り組んで、進めていくのが自分にとっては楽しいこと」というのを聞いた時です。
これがあるので、原理原則やノウハウ・知識みたいなのを用いたある意味で「スマートな立ち回り方を披露する」ような発表ではなく、「やりたいことがあって、楽しんでいる」ことを分かち合うような発表に感じられて、だからこそ聞いている側(N=1、自分だけの感覚かもなのだけど)を突き動かすような発信になっていたのじゃないかなーと。 正にcan/willが一致して凄い推進力が生まれるんだなぁ・・・と感じられた場面。

事例を聞いていると、やっていることも面白かったですがw
話がうまい、語り口が上手〜っていうのも引き込まれますよねぇ、リラックスして聴けた気がするなぁ。。ラーメン三銃士のくだりとか声出して笑ってしまった。

contentについても、「真似したいな」って思えるお土産もあって、

  • 広めたいことは何度も発信する / 他人に語らせる / 「いつも同じことを行っている」と思われるくらいで丁度いい
  • 信頼貯金を貯めるような発信・関わり方、動き方

とかは特に強く心に乗ったし、励まされた気がしたし、きっと自分でも出来るし、今すぐやりたいなーと。
CAL研修で受けた「忍耐強く待つ」「芽が出るのを待つ」「売り込まない、興味を持ってもらう」っていうのに通ずるんだろうな。(この辺りは、phpconで話した「キレイな庭を作る」の元になっている知恵)

あと、メタな部分での感想として、やっぱり「会場で話を聞く」って少し感じ方が変わるよなーっていうのも。
リモートやアーカイブで、例えば分らない事を調べたり関連情報を参照しながら聴くことは、contentって意味では取り扱い可能な情報量が増えるし知識は多くなるのだろうけど、こうして「その場で、他人と空気を共有しながら聴く」っていうのは体験として圧倒的だなと感じました。
昨日・一昨日とリモートで聴いた翌日に、こうして会場で聴けたからこそ余計に差異を感じたのかも。(直線のOSTで「心が開いている」っていう影響も恐らく少なからずある)

総じて、このキーノートを聴けたのは良い時間だったな

まとめてふりかえると

fun/done/learnをよく見かけたからそのフォーマットで書くかw

  • fun
    • 色々と受け取るものが多かった&大きかった時間になった気がして、とても良かった!!の一言。
    • イベント全体的に温かい雰囲気を感じた、これは個人的にオンラインで眺めていた時よりも印象強い
    • 自分にしては面識ない人とたくさん喋ったなw
  • done
    • 当初より目論んでいた「現地行く」「コーチズクリニック利用してみる」「OSTかワークショップの、インタラクティブな場に参加する」の3点が達成されているのは満足ポイント
    • (今の職場での業務的な文脈で)興味を持っていた企業がブース出展していたので、話を聞けたの良かった
    • 社内には即日/翌日のタイミングで、ちゃんとイベントレポート出した!純粋なプライベート参加じゃなかったからねぇ
  • learn
    • もっともっとちゃんと参加したかったかな〜〜満足はしてるけどもっと欲張って求められるポテンシャルを感じた!
    • 趣味は趣味、って切り分けて参加したほうが良いな
      • 逆に、今の自分の立場だと「会社をRSGTの文脈に寄せる」って手段もありそうだけど
    • 名刺持っていこう(そもそも現状に合っているのを作るところから)

来年はプロポーザル出して、前で喋る側で参加したいなー。
(「慣れていない場所には登壇側で入ってしまえ」っていうのは自分が良く使う対処法だったりするので)

2022年に立てた目標の「新しいコミュニティで発表(登壇)する」が未達になってしまっているので、今年こそは。
とりあえず、取り込んだ熱気が放出され切る前に、ふりかえりカンファレンスとスクフェス福岡のプロポーザル出そう〜〜

1年ふりかえりのブログ投稿より先に今年1発目の記事が出来てしまった😏

*1:裁量労働制なのでそもそも「何時に働いてないといけない」っていうのは無い上に、結果的には3日間ともイベント参加時間以外に8時間以上は労働していたので、この調整要らなかったっちゃ要らなかった