2022年をふりかえる

どーだった

  1. (input) 読書: 1年で100冊以上読む => ○できた
  2. (output) 登壇: 40分以上のロングセッションに登壇をする => ○できた
  3. (output) 登壇: PHPコミュニティ以外のレギュラーセッション(公募で、採否があるもの)に登壇をする => ✗できず

というわけで、2勝1敗。
ただ、ココには書けないけどoutput系でもう1個とても重要なものが途中で入ってきて、それが出来ていないので、2勝2敗。 さらにもう1つ「やろうと思ってたけど全然やってないや」があるので、2勝3敗だな・・・

1. (input) 読書: 1年で100冊以上読む

booklog.jp

着地としては110冊。

どんな本を読むことが多かったのかな・・・?って分類してみようと思ったけど、面倒くさくなったのでやめた。
読書ふりかえりみたいなのを書く気持ちになったら、その時にやろう〜

ざーっくりとだけ傾向だけみると、

  • 1-2月は、アジャイル/スクラム系の本が多い
    • アドベントカレンダーやってたからねぇ
    • 組織パターン、A Scrum Bookとかの「いつかは読んでやりたいぜ」って思っていた本が得られているのは嬉し
  • 4月に、社内に所謂”駆け出しエンジニア”が発生しそうだったので、プログラミングやPHPの入門書を1日でガガーーっと8冊読んだ
    • あとミノ駆動本が出たのも4月か。これは間違いなく、去年「書いてくれてありがとうございます」な本たちの1冊だな・・
  • GW → GWを振り返る - 大好き!にちようび
    • APoSD読めてよかったな。Domain-Driven Design in PHPも面白かった
  • 5月に読んだセキュアベース・リーダーシップは「2022年に読んでみてよかった本」の中でトップに位置する1冊
  • 6月は「なぜ人と組織は変われないのか」が良かったなぁ。
    • あとISUCON本ですね、「書いてくれてありがとうございます」な本
  • 7月は振り返ると印象深い本読んでるな。「ラディカル・プロダクト・シンキング」「ソフトウェア職人気質」「学習する組織」が同じ月なのか〜〜〜
    • ラディカル〜は「読んでよかった本」のTOP10には入りそう
  • 8月、アーキテクチャづいてるのかな?
    • 「ソフトウェアアーキテクチャの基礎 」!!「読んでよかった本」のトップに位置する1冊
    • 「Clean Craftsmanship」を読み終えたのもこの月かー。Twitterで突発的に輪読会やりましょう!!な流れを作ってもらったことで、人と一緒に読めた。楽しかった
  • 9-10月の「リーダーの作法」「ゾンビスクラムガイド」「エンジニアリングマネージャーのしごと」も、この年に出た本で印象深い本たちだなぁ。どれも何年も生き残りそう & 色々な人のことを救ってくれそう
    • 「HOLACRACY」はも今年の「読んでよかった本」のTOPクラスだなー。TOP10には入りそう
    • ギリギリ滑り込んでる「Software Architecture Metrics」、これも凄い面白かったし刺激的だった。またまた突発輪読会で扱った1冊。
  • 11月、仕事都合で「フィードバック、メンタリング」「目標設定、目標マネジメント」みたいな組織開発/マネジメント系の色が濃い
    • あと、受講していた大学講座の関連もあって臨床心理学系のも多いな。システムズ・アプローチとか傾聴とか。
  • 12月、また読書が仕事に引っ張られている、「プロジェクトマネジメント」とか「CCPM」あたり。CCPMおもろいなー
    • そして「ちょうぜつソフトウェア設計入門」ですよね、「書いてくれてありがとうございます」部門の優秀賞。
    • あと、「ソフトウェア・テストの技法」を読了できたのも。過去に2回ほど頓挫しているので、スルスルっと読めたのは自分の成長を感じた
    • そして「人月の神話」も。。

(目標設定について学んだのでw) あまり、定量的な「数字にコミット」な目標って価値が低いよねーはある中で、でも「100冊読むぞ」は、読了数が去年70冊/一昨年30冊弱な自分においては「行動や意識を変える」ためには十分に意味のある数値設定だったので良かった。

  • 「知っていることは読み流してOK」を明確に扱えるようになったのは行動の変化かな
  • 洋書も随分と身近になった気がする
  • 隙間時間で読んだり、プレッシャー掛けたり意識的な変化もあったように感じる
  • Kindle Paperwhiteは寝落ちする前に使えるかーとか、紙書籍は付箋をペタペタつかってマーキングしてけば読み流しやすくなるな!とかとかの細かい工夫も作れた

2. (output) 登壇: 40分以上のロングセッションに登壇をする

daisuki.nichiyoubi.land

念願かなって60分。
数年前から追っていたテーマで、何度か同様のテーマで出していた内容でもあったので、本当に色々とありがたかった・・・
今の自分だから話せること!みたいなのを形にできたんじゃないかな、と思う。1年前だったら別の話になっていただろうなー

めっちゃくちゃ大変だぜって思った一方で、やりがいも凄かったです。

3. (output) 登壇: PHPコミュニティ以外のレギュラーセッション(公募で、採否があるもの)に登壇をする

未達。
プロポーザルも出せなかった・・・不甲斐ないなぁ

PHP系のカンファレンスだと1桁後半〜2桁くらいプロポーザルを練れているので、「ネタがない」ではないはず。でもハードルが高いんですよね、だからこそ目標として掲げていた訳だけども。

「他者や公共への発信に耐えうるものを、持ち続けているか・磨き続けているか」は自分を測るバロメータみたいに捉えている面もあるので、その意味で「コードを書く仕事」以外にも携わるようになった&興味を持って学びを深めている今の自分をアセスメントするためには、やはり「PHP以外」にも光を当てていくタイミングだよなぁ・・・というのを感じる。
成長エンジンを自分なりに持っておくぞ!!!というの大事だと思うんですよね。

それ以外に何してたっけ

研修とか講座とか

昨年に受講した、南山大学の「人間関係講座(ベーシック)」に続いて年明けに「人間関係講座(グループ)」を。
かなり刺激があったので、翌年度(2022年-)にも受けよう〜〜と思って、「グループプロセス・ファシリテーション」「システム論で捉える人間関係」を受講。

1番メンタルや感受性の面でヘビーに感じたのがグループプロセス〜で、左脳的なところへの刺激も大きかったのはシステム論で〜かなぁ。特に前者、「ファシリテーション」って思って捉えていた概念が全くぶっ壊されて「自分が思ってたものってめちゃくちゃ狭いしか頼った話かもなぁ」と本気で思わされたので。

あとは、システムコーチングにも触れておこうと思って「ORSC基礎コース」も受けた。

crrglobaljapan.com

これは非常に面白かった、ただ「もっと深めないとだな」とも感じたので、基礎だけでは自分にとっては物足りなかったかも。
(簡単だった!とか言うつもりは全く無い・・どちらかというと逆の意味合いですね。「もっとちゃんとしたいな」という)

あと、忘れてたけどパーソナルコーチングの応用コースを受講・修了したのも今年頭か!
気持ち的には2021年の続き、って感じだなぁ。
申込みとか支払いが年変わる前に済んでいるからかも。それは人間関係講座(グループ)も同じか

お仕事系

2020年に初めてリーダー格になって(Tech Lead)、2021年にはマネージャーになって(Engineering Manager)、2022年は組織改編に伴ってより広範のマネジメント係になったという変化があり。「便宜上?VPoEという呼称で行っていいですか」、って聞いて「それでいいんじゃない」と返答をもらって仕事をしているので、エンジニアリング組織全体を見ている人。
目標制度やその運用について細部を詰めたり、組織のアイデンティティ/ディシプリンを定めたり、他のチームや部門の(プロダクト開発面での)直接・間接支援を行ったりーみたいな、TL/EM時代にやっていた事がデカくなったり、やりたかった事がやりやすくなったり〜って気がする。体感としては、仕事の抽象度は格段に上がっているなーって気分。

総じてどうだったかな

「めっちゃくちゃ新しいことをやったぜ!!」って感じは少ないかも。「初めてのマネージャー」「(研修とかの)お勉強にお金払って、他人に教えてもらうの初めて」「認定スクラムマスター」「コーチング始めました」な2021に比べるとねぇ。
そこで撒いた種・広げた風呂敷を、育んだり太くしたり〜っていう感じの動きな1年だったのかな。

来年どうする

この3つ+1個が今年の目標かな!!!

  1. 洋書を20冊以上読む
  2. PHPコミュニティ以外のレギュラーセッション(公募で、採否があるもの)に登壇をする (リベンジ)
  3. サービスもしくは実用的なOSSを自作する
  4. (都合が付けば)資格、認定系について

洋書を20冊以上読む

「洋書を読む」っていう行為が特別なものではなくなったなぁと感じられたのが去年だったので、それをもっと踏み込みたい。
やっぱり「翻訳されていない良い本」があったり、そもそも「良い本を書いている人・良いことが書かれている本」って着眼点や発想のもとに文献があり・・それに触れようとすると「まだ日本語では出回っていない」という状況も多々あり、なんというか「日本語が出ていない」「国内では絶版」「翻訳が残念」みたいな要素に阻まれるのも馬鹿らしいな、と感じるので。
それに、「読みたい本に読みたい知識に触れる」っていうのが、読書体験として楽しいし学習としても効果的だよなって思うので、もっと低ハードルに&低コストに洋書を読めるようにしておきたいな!!!っていうのを切に思ったのでした。

あとは、もう散々「インプットを恒常的にし続けないと、俺なんかすぐに滅びるぞ・・・」という感覚は手に入れられたと思うので、単純な全体量は眼中に入れなくても良いかなって。

って訳で、毎月2冊弱くらいのペースで洋書を読めると良いんじゃないかな?っていう数値感でやってみる。
(既に積ん読だけで20くらいはありそうだから、安心ですね!!!!!)

PHPコミュニティ以外のレギュラーセッション(公募で、採否があるもの)に登壇をする (リベンジ)

これは先述の通り。
経験を蒸留させるんや!!!自分にとって、価値のあることが出来ているかを問い続けろ!!!!!という気持ちでアタックしていきたい。

サービスもしくは実用的なOSSを自作する

コード書かないとな、って改めて思ったので。
単純に楽しいですしね、なんか「コード書いてないのどうなんだろー」「自分の趣味とか欲求をぶつける砂場を持っておきたいなーー」とかとか。
「普通に仕事をする」くらいであれば、恐らく(去年見たく)あまり積極的に趣味開発や自分がオーナーシップを持った開発をしなくても行ける気がするんですけど、別にそういう話じゃねぇんだよな・・・感もあるし。

コード書いてエキサイティングしてる奴がカッコいいんですよ、やっぱり。自分の中で。
んでもって「育てる楽しみ」みたいなのを再度手に入れたい!
なんか「サービス作ってワクワクする〜〜〜〜!」みたいな、開発者としての自分の原体験だし充実感がすっごいやつがスカスカになっているように思うのだよな

(都合が付けば)資格、認定系について

都合 = 金銭面!

方針が3,4つある気がする、去年や一昨年に蒔き始めた種を伸長させたいかな。 どれかしらやれると楽しそう

  • パーソナルコーチン
    • 今まで受けているTHE COACH Academyが、残すはプロコースとなっており、コミット量でいっても大変さで言っても今までとは大きく違いそうだよな
  • システムコーチン
    • 基礎の次なので、進むとしたら応用になるけど、カリキュラムとして4コースある。1コースでそこそこの・・っていってもThe COACHの応用と単価はそこまで大きく変わらないか、いずれにせよノリで行ける料金ではないからなぁ
    • どうせやり始めたら4コース制覇したくなるだろうし。
  • 南山大学の講座
    • 人間関係講座であと1科目、未受講のがあるのでそれも気になる
    • もしくは、絶対にMP消費がヤバそうなのを覚悟して対面・合宿型のやつを申し込むのもナシじゃないかも知れぬが・・・という気持ちもある
  • スクラム関連
    • A-CSMがずっと気になっている。「私のチーム」から「複数チーム」「チーム間」「組織」に良い影響を与える対象範囲を拡大していくには、より高いレベルの学習を欲しているのだよ
    • CSD/CSPOとかも興味あるんだよなぁ・・・・・・!

まぁ何かしら「よし、今はココの分野の能力開発に懸けよう!!!」っていうのが決まってきたら、適切な投資先に引き寄せられるんじゃないかな〜って気がする。なので今は「どれでもいいな、どれもいいな」って感じ。
もしかしたらManagement3.0とかNVCとかNLPとかが輝いて見え始めるかも知れないし。

だけども、きっとどれかの「超レベルアップするぞ!!!!!!」っていうポイントは作るのが良いんだろうな、って思う。