PHPerKaigi 2023に参加しました & 登壇しました #phperkaigi

3月23日〜25日に開催された、PHPerKaigi 2023に参加しました

phperkaigi.jp

毎年、参加する度に「今年は去年よりも楽しかった!最高!!」と思うのですが、今年もまた最高でした。

たくさんの人とお話できて良かった

「初めまして!」な人や、「リアルでは初めまして!!」な人に、たくさんご挨拶やお話ができました。
自分のカンファレンス参加の回数を重ねるごとに、特にここ2,3回くらいのphpconやphperkaigiでは、廊下が楽しくなっている事を感じています。
とっても進化・・・!

知り合いを介して知り合いと繋がれる、みたいな要素が多くて、大変助けられています。ありがとうございます。
これがあると、また次のカンファレンスに行くのも楽しみ〜〜〜!って強く思えるので、良いですよね。
マジで「知ってたけど初めて話した」な人が20人くらい居るんじゃないか・・・?そこまでは行かないか。
「話しかけるタイミングなかったなー!」っていう人もまだいるので、次回は絡んでみたいな

(そういう人間なので、参加者の名札がま〜〜〜じで有り難いんですよね・・・・・・ 年に数回くらい会うか会わないかの人に対して、顔だけではなくSNSアカウントで認識できるのめっっちゃ嬉しい。)

段々と「知っている人が増えている」のは、PHPerブラウンバッグやPHPer Tea Nightといった交流メインの場を用意してくれている人たちが居ることが、自分にとっては救いになっている気もします。
何やかんやでPHP勉強会@東京もリアル参加出来ていないので、そろそろ行きたいな。

もちろん「1年ぶりです!」や「半年ぶりです!!」という既知の知り合いと再開できたのも、とても楽しいし嬉しいことでした。
既知のつながりでいうと、前職の人は「そりゃまあいつも居るからな、会えるだろ!がっはっは」とも思っていたのですが、前々職、前々々職の人も現地で会うことが出来て、こういうコミュニティで繋がれることって素敵だなぁと改めて感じる次第です。
(現職の人もいたので、自分のキャリアの何かしらをコンプリートした状態)

更に、職場の文脈ではないのですが8年ぶりに2回目まして!!!な人ともお話できて、今回のビックリ再会大賞です。

他の参加者の方も、その参加ブログ記事で多く「オフライン良かったねぇ」と言及されていますが、「そもそものPHPer Kaigiの雰囲気や、それを支える仕組みに工夫」に掛け算して「(殆どの人にって)久しぶりにオフラインイベント」という効果は凄いんだろうなぁと感じます。

自分は、最近だとRSGTに初めてオフラインで参加した時に、改めて「物理的に空間が共有されることって、掛け替えがないし独特なエネルギーを生むんだなぁ」というのを目の当たりにしました。
Twitter等で盛り上がったり、それを眺めたりするのも勿論とても楽しいのですが、「廊下」はやっぱり全く質の違う体験になるなぁと実感しました。

それに、参加している人たちが楽しそうに目をキラキラさせて話したりウロウロしているのって見てるだけでコッチも感化されますよね。楽しい〜のループや〜〜〜って思います。 スタッフさんたちも楽しそうに動いてくれている印象があり、これも居心地の良さにつながっているように感じます。

あたたかいコミュニティだな〜と思う

現地でのQ&Aでも、SNSやニコ生コメントでも、(オフェンシブな)批判や強制だったり、拒絶のようなリアクション・発言がなくて*1、優しいなぁ〜と感じています。

自分は、社内などで「大丈夫だよ〜〜登壇怖くないよ〜〜〜PHP系のコミュニティは優しい人多いよ〜〜」と喧伝する事が多いのです。今回も、一緒に登壇していた人たちが怖い思いをせずに済んだ様子が垣間見え、凄く嬉しく感じます。

また、登壇した身として、発表終了後に「誰かが率先して質問をしてくれる」という人が居る事は凄く有り難いなと思っています。 こいほげさんや富所さん、宇佐美さん辺りの方々がよく自分の目に入っており、素敵に思う次第です。

聴いたセッションについて

コレは書き始めると本当に書き終わらなくなるので、2つだけ・・・
(フィードバックは漏らすことなく出すぞ!!)

まずsjiさんのカンニングISUCON話

fortee.jp

これはモリアガリトーク賞にも選ばれていましたが、自分以外にも「PHP界の希望を観に来た!!!」という人は多かったのではないでしょうか───
それに応えるか上回りさえする発表内容は、圧巻だったと思うのです。
やっぱり、自分の好きなPHPが「まだまだ、もっといけるぞ!!」と実態を示しながら語られている様子は、ワクワクします。んでもって、単純にレベルが高いw 技術カンファレンスで、技術観点での「すごい話」を聞けるのは1つの醍醐味だ・・・

そして、もう1つが武田さん。

fortee.jp

内容もとても良かったのは勿論のこと、すごい嫉妬を覚えるような衝撃を受けた感じがします。
自分の場合、Laravelの話は普段あまり聞かないので、今回も元々は裏番組を聴くかなーって思っていたところです。
が、day-0で自分の発表後にuzullaさんと話した際に、「絶対に観て欲しい」と強く推されて、急激に楽しみになった発表となりました。(素晴らしい発表と引き合わせてくれて、大感謝・・・)

自分の考えとしては、「折角FWを使うなら骨の髄まで使いこなしたほうが良い」という立場で、その「使いこなす」というのは「そのFWの本来の持ち味を引き出す、自然な書き方をする」ことだと考えています。
しかしその一方で、「どうせ、他人に”FWの思想を理解して普段からアプリコード書け!!"なんて無理なんだぜ〜」「だったら、より”無難”な道を見つけて妥協していくしか!!」と思ったりします。
(この辺りの想いは、今回の自分の登壇での主張・立場へもつながっていきます)

なので、「心配するのを止めてEloquentを愛するようになった」ような「異常な愛情」を以て、きっと茨の道なんだけど、そこから逃げずに立ち向かう・・・!という姿勢は、自分にとって眩しかったし悔しかったんですよね。「やられた!!!」って感じ。
自分も、CakePHPについて同じような深さと信念で話せるだろうか?ってグルグルした。

愛のあるトークでした。最高。

登壇をしました

前回の記事でも触れたやつですが、ありがたくもプロポーザルを採択していただいて登壇してきました。

スライド等もforteeに紐付け済み

fortee.jp

話す前から、調べたりコード作ったりしていて楽しませて頂いていました。まぁ、大変で辛いのはいつもの事なので、終わってさえしまえばノーカンみたいなところ。

勿論のことながら反省も多いのですが、やっぱり好きな話を自由にやらせてもらえるのは最高〜〜!ってことで。

個人的に、これまでの登壇時よりも直で感想を伝えてくれた人が多かったような体感があり、非常に有り難く嬉しく感じています。

あと、自分にとってバイブルと言える本を取り上げた発表について、その著者からリアクション貰えたのはめっっちゃくちゃテンション上がりました、もう事件ですコレは・・・・!

発表時にも「Zennで本を書くぞ!!」と宣言しましたが、自分にとってはまだまだ出来ることがありそうなテーマなので、引き続き取り組んでいきたいです。

もっとやりたかったこと

アンカンファレンスやってみたいな〜〜〜と思っていたのですが、始動が遅くて実施に至らず・・・
折角、清家さんに「#phpconfuk プロポーザル出してみよう〜〜みたいなやつ、やってもいいですか!?」と確認すらとったのに、自分の至らなさでそうなってしまったのは不甲斐ない。。。

あと、げんえいさんと廊下で話していて「本をたくさん読んでいるんだから、そういう話でも発表出来たらな〜」といった旨の事を言っていて、それは自分にとっても共感するところだったので、そこら辺をアンカンファレンスでやるのアリじゃね!?って後になって気づきました。やれた気がするな〜〜〜

また次回も参加したい!!

というわけで、凄く満喫できた楽しい2.5日でした。とても濃ゆくて、刺激に満ち溢れた時間はあっという間なんですね。

カンファレンス全体のトップバッターは、独特な緊張感もあった気がします。ですが、そのおかげもあり、「発表が終わったし何のプレッシャーもなく楽しむだけ!!」となった事も、イベント参加の満足度を高めてくれたみたいでした。

参加回数を重ねるごとに、「同窓会のような場」の実感も強くなってきています。 参加者がワクワク出来るような仕掛けや、コミュニケーションを取りやすくするための工夫が至るところに散りばめられているなぁと感じるイベントでもあり、その軸を大事にしながら毎回進化も続けているのは、本当に感動するのです。
(\ペチパー/可愛かったなぁ。 鳴る度に癒やされてフフッてなりました)
それを用意したり支えるスタッフの方々にも頭が上がらない思いです。ありがとうございます。

2024も開催されることを心からお祈りして楽しみにしています!!!

*1:あくまで、時分の観測範囲内であり、かつ主観の話です。発言主の悪意の有無に関わらず、まして多くの人の目に晒されている場でのコミュニケーションは、受け取り手にとってとてもナイーブなものだと思うので。