「登壇しました」な話は昨日書きました
ので、色々な感想などは終了後に書きますので
の部分です。
公開用に資料も整えています現在。
全体的な感想とか
多くの人が既に語られていますが、とても「参加者同士の交流が多い」イベントだったなぁ〜と思います。
「Twitterとかソーシャル上で見かけた事がある」人と絡めた率が今までで1番高かった気がする、トレーディングカード効果だな。凄い #phperkaigi
— 今日も誰かのにちようび(おいしい鮭親子丼) (@o0h_) 2020年2月11日
楽しませていただきました!
去年が勿体ない感すごかったので、day-0/中日の懇親会(茶会)/終了後2次会(post party)にこそ参加しなかったものの、day-1/2のオープニング〜クロージングまで参加したのは、ある種のリベンジに成功したような面もあります。
(ここ暫くのテンションが安定してこなかったので、最後の懇親会以外はパスした形。結果論、自分の発表終わってからは気楽に過ごせていたし、post partyは参加しても良かったかもなー)
自分は割とトークを聴いていた数が多かった(と思う)ので、IRTやアンカンファレンスには参加しそびれていました。
今度どこかで似たような企画があったら参加してみたいな。
セッションや発表から学ぶことや得るものも多いのですが、「より具体的で生々しい話・深い話」というのは、双方向のコミュニケーションの方が強いなぁとはやはり感じるのです。もちろん、プロポーザルを出して前に立って話す人の知識や経験は実があり興味深いものなのですが、やはり「レベルをどうするか」「前提をどう共有するか」が本当に難しいので。その辺りのチューニングは、どうしても「公約数」に寄せる必要がでてしまう。・・・ということで、「自分と相手」の中で議論できると、効果は高いよねと。
懇親会
ビール美味しかったご飯美味しかった、これ無料で(※スピーカー)参加させてもらえるの恐縮ですらある・・・
ハンバーガー食べたかった。そこだけ失敗した!!という点。
ノベルティが凄いな〜と思う
前回のパーカーも良い感じで嬉しかったのですが!今回はトートバッグが「こだわってるな〜」と思いました!!あとロゴかわいい。
あとモバイルバッテリー(by CameWith)とアイスクリームスプーン(by Digital Circus)すごい!嬉しい! アイスクリームスプーン使ったこと無いので、あとでスーパーカップ超バニラ買ってきます。
色んな人と話せてよかった
前職の人だったり、(もちろん今の会社の人もいましたし)、あと12月のPHP Conferenceで面識を持った人とまたお話できたり〜で。
数あるコミュニケーション促進施策やサブコンテンツの中で、最も異様なのは「トレーディングカード」だったのではないかーと思います。自分からはそこまで積極的に使ってなかったに関わらず、数えてみたら30枚ほど交換してたみたいです、ビビる・・・・
普段の勉強会とかで名刺をこんなに持って帰ってきた事が個人的にはないので*1、面白いなぁと改めて思います。 (初対面じゃない相手にも使えるので、その分の枚数は増えてる〜という事情もありそうですが!)
地味ですけどネームタグがデカい・視認性が高いのはホスピタリティ高いなって思っていて、「SPEAKER」って書かれた札をぶら下げて歩いているとそれだけで発見してもらったり声かけてもらったり〜が発生するので嬉しい。し、「あ、このアイコン見たことある人だ!!」がナチュラルに発生するので、助けられました。 ありがたや〜
自分に限ったことじゃないと思っているのですが、わざわざプロポーザル出して前に出て話している!という人は、要するに「そのトピックが好き」「その話をしたい」人だと思うので、自分が話したネタに対して感想貰ったり質問や意見貰ったり〜っていうのは嬉しい瞬間だなぁという。
他にも、一方的にTwitterで知っている人だな〜と思っていた方から「cakeの情報とか発信してますよね」と言われたのメッチャ嬉しかった!(今回のトークも「CakePHP」ってタイトルに入れてたし、 #PHPerKaigi タグのツイートでもいくつか投げてたから、このイベントの中で認知を得たって可能性もあるけど)
LT
前回はLT参加で、この規模で喋るの初めて(高校の時に全校の前で喋ったことはある・・・)だったような気もするのだけど、その時に「凄くやりやすいなぁ」と感じた思い出。長谷川さんのMCと、それに呼応して会場の空気も暖かいのが本当に大きい。
それは今回も健在だったなぁーと思います。「初めて登壇するならPHPerKaigiが良い」というのは、個人的にも思う所*2。
ぺちぱーかいぎのLT、今年も温かい雰囲気に溢れていて素敵だった #PHPerKaigi
— 今日も誰かのにちようび(おいしい鮭親子丼) (@o0h_) 2020年2月10日
そして例によって、初めて発表する〜〜とは思えない上手な人や練られた内容が多いな、と思いました 💨
day1がルーキーズLT、day2が(ルーキーズでない)LTということで、「これday1大丈夫なのかな」とか思ったけど、全く「普通のLT」と遜色ない感じになっていたなーという感想
教えてもらったものや興味深かったもの
今回のイベントの中で「お、ソースコード見てみたいな!!」という、具体的な気になりを持って帰れたのでホクホクしております。 やはり「コードから得る学び」というのはデケェので・・・!
koriymさんから教えていただいたもの
このイベント全体を通して、郡山さんとお話を出来たのは最も良かったことの内の1つだなぁ。
自分の発表の後の質疑応答でフィードバックというか「こういうのもあるよ!」というのをご紹介いただき、「CakePHP3とDIをつなぎ込んでいる例」があることを知りました。
それがpiping-bag。
発表の中で「CakePHP4.1でコンテナ来るはず」というのに言及した事がキッカケで頂いた声ですね。
Cake自体は「PSR-11: Container interface を採用する」という方針になるのかと思うので、どうなるんだろうな。この記事とか参考にしてみよう。もしくはphpleague/containerになるのかな。
何にせよ、CakePHP/Ray.DIのコアメンバー・作者同士のコミュニケーションを取りながら書かれている〜ということで、参考になるものが多そう。また、「ライブラリ自体はCakePHP本体的には別のものを採用する」となったとしても、「CakePHPの中にDIをどう協調させるか」みたいな部分でのアイディアが組み込まれていると思うので、その点を見たい。
というかネーミングがお洒落すぎでは🍵
ちなみに名前のピピンバッグはCakeを作るときにクリームを”
— Akihito Koriyama (@koriym) 2020年2月10日
注入”する道具で流石ホセさんセンスが良いです。
で、もう1つ教えてもらったのが、郡山さんが「お礼みたいなものも兼ねて」作ってみたというコチラ。
github.com
先のものとは逆に、「CakePHPのORMを使ってみた」例。
まっとうにDIを使ったことが無いから習作欲しいな〜と思っていた矢先なので、かつ「CakeのORMなら分かるわ!」というのがあるので、コレ参考にして何か作ってみようかなーという気持ち。
wakabadouさん
【PHPerKaigi2020】ぼくのかんがえたさいつよQueryBuilder - Speaker Deckで扱われていた題材。
だいぶ強そうなタイトル・・・と思いながら発表を聞いていたら、しっかりとコンセプトを持って、チャレンジングに開発をしているんだなぁと感じました。
「堅牢性」「再利用性」みたいなところにこだわっている印象を受けたので、中身みてみたいな〜と思っている次第
zonuexeさん
「めちゃくちゃ作り込んで完成させるぞ!」みたいな時間は恐らくなかったんじゃなかろうか・・とは推察しつつも、自分の観測範囲にいる「強い」phperのコードが見られるの貴重だな、という。そしたら見たくなりますよね!!
発表をきいたものや感想など
たくさん聞かせて貰った中で、とりわけ印象に残ったものを。
ただ、個人的には「10分や20分の時間の中で、なにか1つ印象に残る言葉があったら成功なのではないかなぁ・・」という気持ちもあるので、発表中で「残ったフレーズ」を中心に振り返る次第
(順不同です!
実際に聴けなかったけど資料を後から拝見したシリーズ
- Deep Module in PHP - Speaker Deck
- いとしょさん まえの かいしゃで おせわに なったり いっしょに しごとを した ひと です
- 今ありとあらゆる方法で「良いコードを描き出す言葉がほしい、説得力が欲しい」と感じる日々なので、「A Philosophy Of Software Design」読んでみたいな!!と思った次第
- もっと気軽にOSSに Pull Requestを出そう!/ Let's make a PR to OSS more easily - Speaker Deck
- コレはもうタイトルが全て!!て感じだけど、PR投げるの「実は難しくない」って思うから、こういう資料がインターネットに出回るのメッチャ良くないですか・・・
- 実際、自分の「IDEが警告してきてphpdocが変なのに気づいてパッチ投げる」みたいなの多い
- あと前職だと「これ直せるのでPR投げてみませんか〜〜」って同僚たちをけしかけたりしてたのだけど、要するに「きっかけがあるかないか」「目の前のそれをキッカケと思って飛びつけるか」の差なのかな?と思う
- レンサバけもの道 - Speaker Deck
- (早く動画で見たい・・・!w
- 眺めてたら自分の発表のスライドが引用(?)されててびっくりしたw
- https://speakerdeck.com/hiro_y/about-php-annotations
実際に聞いて印象に残ったフレーズがあったよシリーズ
- PHPerがこれから「型」とお付き合いしていくために - Speaker Deck
- 「PHP7の型宣言はパフォーマンス的にマイナスになることはない(むしろ性能が上がる)」というのは、自分の中で勘違いしていた部分だったので知れてよかった
- 動的型付け言語・静的型付け言語の比較がとてもわかり易かったし説得力があった
- 「(PHPは)必要に応じて柔軟さを取り戻すことも出来る」
- 知らないWebアプリケーションの開発に途中からJOINしたとき、どこから切り込むか? / PHPerKaigi 2020 - Speaker Deck
- 話の筋道が分かりやすくて、さすがだな〜〜という気持ちに
- 自分が今まさに(って言ってて良い期間でもないんだけど本来)「途中から入ったサービス」に居る中で、「どうやって自身の力を100%出せるところまで持っていくか」に普請する日々。
- 「なぜ開発に取りかかれないのか」をレイヤー化して整理してるの分かりやすかった。そのうえで、「自分が得意な所」からアプローチして切り崩していく〜というのも1つのヒントというか大事なポイントとしてあるのかな、とは個人的に思ったところ
- 「(途中参加したPJへのキャッチアップにはオーバーヘッドが生じる」という話で)オーバーヘッドというと・・・エンジニアリングで解決できそうじゃないですか」
- RFCの歩き方/How to read PHP RFC - Speaker Deck
- LT。気になってたやつ
- コレはもっと早く知れたら嬉しかった系かも知れないw 最後のスライドに全てが詰まってるかもな
- もしもPHPのソースコードが読めたなら (#PHPerKaigi 2020イベントレポート - Innovator Japan Engineers’ Blog)
- 35. クリーンアーキテクチャと DDD(nrslib) | PHPの現場
- 公開早いな・・・・!
- 「転がってきたボールは全部あなたのものです」「なんでもかんでもやってると色んな事ができる」
終わり
トータルで見て、とても「カラーの濃い」イベントだな〜と思います!
3回目なのに変化していって攻めてるの凄いな〜とも。
また来年も開催されることを祈りつつ!!
*1:ツールとしては使いたいけど,「会社」な意識を持ち込むのが嫌でして
*2:参加者の方の、この辺りのトピックに絞った記事も: https://tsukahara-lbk.hatenablog.com/entry/2020/02/12/152435