3月23日〜25日に開催された、PHPerKaigi 2023に参加しました
毎年、参加する度に「今年は去年よりも楽しかった!最高!!」と思うのですが、今年もまた最高でした。
続きを読むPHPerKaigi 2023で、チャンスをいただいたので発表をしてくるでございます。
今回のトークテーマは、「10年ちょいの間でPHP界隈どんな事があったっけ・どんな感じになったっけ」について考えるような内容になりました。
そのため、過去にカンファレンス等で発信された色々なアウトプットから、大変勉強させていただいています。
そうした中で、今日に向けての進化を紐解くためには、その時々のスナップショットで「最近のアツいトピック」を積み重ねて行くことが強力なヒントになる!!と改めて感じたのです。
どうにかして、発表中にそれら全てへの言及をしたい・・という気持ちもあるのですが、そこまで上手く織り交ぜて話せるかが微妙なので、先にこちらにまとめておこうと思いました。
言ってしまえば、自分の発表とかとは関係なく、「仕事や趣味で最近のPHPに触れている人」にとっては必見・必読な内容なのでは??というのが個人的な感想です。
めちゃくちゃ面白い発表が多いし、何度も何度も観たやつが多いですね。先人に敬意と感謝を!!!!!
ってな訳で、PHP系のコミュニティ(国内)で発表されている内容で、参考にさせてもらったものを整理して羅列したいと思います。
自分の活動範囲が主にPHP Conference Japan/PHPerKaigiなので、目に入っているものはその辺りが多いかもです。
1月11日〜13日(ネットワーキングがメインのDay0を含めると、10日〜)に行われていた、Regional Scrum Gathering Tokyo 2023に参加してきました! とてもエネルギーに溢れた時間・空間だったなぁというのと、もっと観たいセッションが多すぎた身体が全然足りん・・・・というのが大きな感想です。
インターネットで見かける人たちも沢山いたなぁ、あと研修を受けた時にアシスタントとかスタッフとかやってくださってた方も、「そういえばオフラインで見たことなかったな」って不思議な感じに。
続きを読む先日行われたPHP Conference Japan2022に参加しました。
当日の参加した記録は↓で。
daisuki.nichiyoubi.land
この2日目、9/25に「エラーと向き合い、自信を持ってサービス開発に取り組み、前に進む」というタイトルで登壇しました。
当日用いた発表資料に、少し手を加えて「配布版」としたものが↓です。
自分なりに「登壇する方」の視点でふりかえってみたいと思います。
今回提出していたプロポーザルがコチラ。
CfP期間は、ある意味で自分にとっての「棚卸し」のような働きにもなっていて、「マネージャーになってコードを書く時間が減ったから」「仕事の内容にあまり自分の中での新規性がないから学びも少ない」なんて状態に溺れてないよな・・・と確認するための動機づけにもなっています。
コードリーディング系やライブラリの紹介のようなもの、リーダーシップやコミュニケーション、学習方法、監視やオブザーバビリティ、あとは最近友人とGoを学習しているのでそれを元にした題材などを用意しました。
(あと、書いている途中に締め切りを迎えて間に合わなかったのですが、「パーフェクトPHPで出てきたフレームワークを今風に書き換えてみたらどうなる?〜この10年で変わったPHPの書き味、風潮〜」的なのも出そうとしていました。思いつくのが遅かった・・!)
実装や設計などのコードに寄った話よりも、組織とか関係性みたいな話の比重が増して行っているな・・とは認めざるを得ないところですが、それはそれで「今の自分に話せること」なので仕方ないです。
その中で、「これなら長尺にも耐えられるかな」と判断した唯一のトピックが有り難くも採択された結果です。
ちなみに、今回のカンファレンスで1番最初に届いたものでもある模様
続きを読む今年のPHPカンファレンス トーク応募RTA優勝は @o0h_ さんでした! 2連覇! おめでとうございます。(注: 早いからといって有利になったりするわけではないので、ほかの皆様はじっくり考えてください。)
— ooharabucyou (@ooharabucyou) 2022年5月28日
9月24-25日に行われたPHP Conference 2022に参加しました。
ひっじょ〜〜〜に楽しみました!!🤩🤩🤩🤩
PHPカンファレンス 2022 実行委員会さん・・コアスタッフや当日スタッフの皆様、スポンサーとして盛り上げるのに一役買ってくれた企業の皆様も、そして個性的でワクワクする発信をしてくれたスピーカーの皆様に感謝感謝です。
コレは社内Slackでワクワクしている私の様子です。「結構」とは。
両日とも、開始〜最初のセッションくらいまでは自宅参加になったのですが、午後からは現地にてオフラインでの参加でした。
そして、9月までに消失する休暇がある&「イベントの翌日、体力的な披露・・・というよりも、余韻に浸れる時間が欲しい!!!」ということで本日はお休みをとっておきました。うれしいねぇたのしいな〜
そんな時間を活かして、諸々の感想などを。まずは時間を置かずに書こうと思います。
(オフィシャルのフィードバックフォームには回答済みだぜ!!トークフィードバックも後ほどやる。)
9月になりました。
「おっ、そういえば」という事で社内ポータルの人事発令を掘り起こしてみたら、2021年の9月から(エンジニアリング)マネージャーに任命されていたということで、気付いたら1年が経っていた。
どんな1年を過ごしたのかな〜というのを何となく振り返ってみる。
全然短い期間だけど、この間に自分なりに積み上げられてものは少なくないとも感じるので。
「開発者からマネージャーになること」は、職位の移動というよりもキャリアチェンジであるという事がリーダーの作法 ―ささいなことをていねいにで述べられていたので、その観点で書いてみよう〜
この立場になる前からを思い返してみると、
2020年8月入社→11月にテックリードに→2021年8月に打診があり→9月から今の立場。ということで、いつの間にかリード(技術職)よりもEM(マネジメント)の方が長くなってたんだなぁ。
その前後で(テックリード時代に)、「スクラムに興味を持つ→コーチングやファシリテーションに興味を持つ」「リードになる→組織変容に興味を持つ」といった文脈で組織開発にも関心が強くなったり。
この立場を打診される前、6月くらいに「これは自分はマネージャーをやることになるんだろうか」という予感を覚えたタイミングで、コーチングのスクールにも申し込むなどした。実際に受講したのはスケジュールの関係で8月になったが、これは結果として自分にとって非常に大きな経験になったし今でも最大限に利用しているリソースの1つだなぁという感触。
そこから発展して、(RSGT2021で存在を知って興味を持った)CAL-1を受講したりも。これもまた、自分の中での「リーダーシップのスタイル(好きそうなもの、目指したいもの)」について非常に大きな影響を与えているし、探求し続けているトピックの1つになっている。
この1年で読み終えた本のタイトルたちを眺めながら、自分が「意図的に知識を取り入れようと能動的に動いたトピック」というものをまとめてみる。
統制・監査、管理会計、カスタマーサクセス、アジャイル、スクラム、XP、プロジェクトマネジメント、組織開発、コーチング、ファシリテーション、メンタリング、心理学、組織デザイン、マネジメント、リーダーシップ、コミュニケーション、、、、とかとかって感じになるのかなぁ。
ジャンル分けの粒度とかもバラバラだけども。
アジャイル系のは微妙なところなのと、この立場関係なく趣味として読んでいそうなものも非常に多いけど。とはいえ「どうにか職務を良い形で全うできるようにする」「関わる範囲が広くなった分も、どうにか会話ができるようにカバーする」みたいな動機で幅を広げたものが、こうしたジャンルになるのかなーという気がする。
良い意味でも悪い意味でも。
そもそも、この会社には「環境に油断せずに+求めすぎずに、自律的にしっかり学習を続けて成長を手に入れられるようにする」というテーマを自分なりに掲げながら入社してきた。
その意味で、(座学や研修の受講を通じて形式的な知識を手に入れて・・・という)狭く意味を切り取った「学習量」は、半ば強制的にor強迫的に増えたし広がったのではないかな?と感じる。
そこには、もし上長が「ぴよぴよの駆け出しのくせに、自分を高める努力も何もしてねぇ」という状態で自分の上に座していたら非常にムカつくだろうなーと足掻いている面も多々ある。(どうにかやれてるのかな?分かららんけど)
また、技術系の職種のマネージャーでもあるので、↑でキーワードとしては上げていないが「ちゃんと技術的にも強くなっていっている」というのは人の立つ上でマストだと思っているので、技術書も読む量は増やそうと意識している。出来ているはず・・・
「ちゃんと技術者としても前進し成長できているように」という意味では、phpcon2021(19本)→phperkaigi2022(7本)→phpcon2022(11本)とプロポーザルを出し続けているのも関係している。
とても普通なことかもしれないけど、これは「実際にやってみると今までの仕事とぜんぜん違うなぁ」と感じるところであり、自分に与えている影響はかなり大きい。
メンバーと1on1をする!といった時点で毎月10−20人ほど話すことになるし、同じレイヤーにいる横のつながりも出てくるし、上の人とも話すことになるし。
今までだと、キャリア全体を見てみても、プロジェクトだったりチームだったりの輪の中で話すことが主だったのだけども、コレが唐突に多様な人と対面して話すことになる。
「マネージャーって楽しい仕事なのだろうか」みたいな話はあるのだが、自分にとっては、明確に「あぁ良かったなあ」「嬉しいなぁ」と感じられる瞬間は少なからず有った。というか、メンバーから元気をもらっているなぁと思える場面で言うとほぼ毎週くらいな感じもするけど。
サブとして発問。
傾聴に関してはこのあたりだろうか
発問に関してはこのあたりがオススメ。
期待を持つ・伝えることに直結すると思う
これはTL時代からだとは感じるけど、「もっとよく出来る」「だとしたら何が足りない?」っていうのを考え続けるし、自分だけでは出来ないところも含めて「こう思うんだけど、どうにかしてみない?」という話をしてる。「できそうな気がするよねー」というのも、場合によって。
要するに「そもそも」を設定して、そこに向かっていこー!という。
自分自身に対しても、関わる相手に対しても、この意識を持ちたい・共有したい。
2つ効果があると思う。
コーチングの人たちがいうところの「Creative Tension」であり、内発的な動機を引き出す所。
もう1つが、「ゴールから振り返ってみてみる」「俯瞰し、道筋を逆算してみる」という行動のための、リフレーミング(を促す)効果。
雑感としては「お、なるほど、思ったより全然やれるのでは?」という感じ。
何にせよ正解がない・・・けど、だからこそ自分で考えるのは楽しいし、気楽とも言えるなーと。責任は重大すぎるくらい重大だけども。
特に、「新卒で入ってきて、この会社が1社目です!他を知りません!!」っていう人(若手。ミドル以上はまぁ良いとして)にとって、この環境が持ってしまう意味は非常に大きいので、あまり大げさではなく「人生を変えてしまう」・・・って考えると今でもたまに吐きそうになる。
面白い部分と、全く足りないと感じる部分がどちらも濃いし多いので、引き続きやっていくぞ